【豊臣兄弟 大河絵(豊臣兄弟絵)】第12話 切なき寧々と妖しき“キツネ” あふれる思いと見えない本性

[ 2026年4月5日 17:01 ]

イラストレーターの石井道子氏が描いたNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」大河絵・第12話 切なき寧々と妖しき“キツネ” あふれる思いと見えない本性
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 俳優の仲野太賀(33)が主演を務めるNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(日曜後8・00)は5日に第13話「疑惑の花嫁」が放送される。先週の放送ラストに一言も話すことなく、謎のオーラをまとって登場した慶(ちか、吉岡里帆)。夫婦となるように信長(小栗旬)から命を受けた小一郎(仲野太賀)は、すでに不思議な出会いを果たしていて…。

 前回の第12話は「小谷城の再会」。信長(小栗旬)は義昭(尾上右近)に“天下人の石”と呼ばれる藤戸石を贈る。だが義昭は、信長と目指すものが違うことに気づき始めていた。一方、藤吉郎は京都奉行に就任。任務に追われる小一郎と藤吉郎は、あるとき信長に連れられ、市(宮崎あおい)のいる小谷城を訪ねることに。長政(中島歩)と市は幸せに見えたが、裏では織田を快く思わない長政の父・久政(榎木孝明)が不穏な動きをしていて…という展開だった。

 京都の貴族文化になじめずストレスをためこむ藤吉郎。理由がストレス発散と直(白石聖)を失い、女性関係では心を閉ざし続ける弟を元気づけるため…かどうかは怪しいが、京で派手に女遊びをする。その噂を前田利家(大東駿介)の妻・まつ(菅井友香)から聞いた寧々(浜辺美波)は久しぶりに帰ってきた藤吉郎に怒りの説教。

 「あなたを殺して私も死にます」

 「わしは死んでも構わんが、おぬしは死ぬな!」

 毒殺。恐ろしい言葉で藤吉郎に怒りをぶつけた寧々の表情が、切なく曇る。

 「でも遊びではなく…本当に良きおなごが現れたら、その時はいたしかたありません。私には子ができぬやもしれませんから」

 「そなたがいればええのじゃ…」

 寧々を抱き締め誓った藤吉郎。未来の天下人・秀吉と北政所が目に浮かぶようだった。一方、京で女遊びをして体中、墨だらけになっても小一郎の心の中は直でいっぱい。里帰りし、お墓で天国の直に近況を報告。その時、運命の出会いが訪れた。こそこそ寺の中から去る男。続いて出てきた若い女に目を奪われた。どこか直に似た表情をしたその女が、まさか…。

 「小一郎、お主嫁をとれ。これは主命である」――。信長からの突然の妻をめとれ命令。相手は安藤守就(田中哲司)の娘で慶という名。その姿を見た小一郎は動揺を隠せず。しかし、寺で見かけた際に目が合ったはずの慶は、まったく表情を変えず“初めましてオーラ”を平然と醸し出した。

 今週は「疑惑の花嫁」。直との悲劇の別れから、その悲しさを紛らわすかのように藤吉郎や信長の“無茶ぶり”に奔走する小一郎には幸せになってほしいとすべての視聴者が願っているが、寺で男と密会する女は“どんぎつね”ならぬ妖しきキツネか、それとも…。

 ◇石井 道子(いしい・みちこ)絵描き。千葉県生まれ。清野菜名と松下奈緒がダブル主演を務めたテレビ朝日の昼帯ドラマ「トットちゃん!」(2017年10月期)劇中画を手掛ける。「ALL OF SHOHEI 2023 大谷翔平写真集」「スポニチ URAWA REDS 2023 浦和レッズ特集号」(スポーツニッポン新聞社)などにイラストを掲載。スポニチアネックスでの大河絵連載は「鎌倉殿の13人」(2022年)から始まり5年目。

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