推しとの時間が楽しい思い出になるように――7限目のフルール・片岡和がラストライブに込める“異例の決意”と感謝の原点

[ 2026年2月11日 20:30 ]

【画像・写真3枚目】「きっと大丈夫」――7限目のフルール・片岡和、ささやく一言に込めた3年間の葛藤とファンへの誓い(撮影・岡澤唯)
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 アイドルグループ「7限目のフルール」(ナナフル)で卒業を控える片岡和が東京・越中島のスポーツニッポン新聞社を訪れ、インタビューに応じた。ラストライブを前に、胸に秘めたファンへの深い感謝、そしてアイドル人生の始まりを語った。最後に伝えたいメッセージとは、一体何なのか。(「推し面」取材班)

 「一番はもう、本当に感謝の気持ちを伝えることです」。ラストライブへの想いを問うと、片岡は真っ直ぐな瞳で即答した。「ナナフルのファンの方はめちゃめちゃ優しい方が多くて、それが誇りなんです」。受け取ってきた温かいパワーを、今度は自らが感謝を込めて全てを返す。それが最後の使命だ。

 だが、想いはそこにとどまらない。卒業するアイドルが口にするには、異例の言葉が続く。「もし私が応援している立場だったら、推しの卒業を知ったとき、きっと『あぁ…』と気持ちが沈んでしまうと思います。だからこそ、ナナフルを応援してくださった時間が、あとから振り返った時に『楽しい思い出だったな』と感じてもらえるように、これまでの想いを最後に伝えたいです」。それは、自らの旅立ちの瞬間でさえ、ファンの未来を案じる、誠実さの証だった。

 そもそも「アイドルになりたい」と夢見てこの世界に入ったわけではない。「とにかく歌が好きで」。小中学校で合唱に打ち込んだ少女は、芸能活動への憧れと「東京には出たくない」という現実の間で揺れていた。道を示してくれたのは、テレビで偶然、地元の高校に新設されるコースを見つけた祖母だった。「これはもうチャレンジするしかない」。やりたいことが見つからず悩んでいた娘の挑戦を、家族は満場一致で応援してくれたという。

 その始まりの日から、胸には常に「感謝」という2文字が刻まれている。「感謝とか挨拶とか、すべてが大事。初心を忘れず、それをずっと大事にしています」。社会人としてのマナーも活動を通して学んだが、全ての根底にあるのは、やはりその感謝の心だ。

 祖母が見つけてくれた道。家族が背中を押してくれた夢。そして、ファンが照らし続けてくれたステージ。歌が好きだった少女は、数えきれないほどの「ありがとう」を力に変え、アイドル・片岡和になった。最後に贈るメッセージは、きっとファンの心の中で、これからもずっと消えない道標となるだろう。

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