藤井王将 評価値「5―95」から3年ぶり5回目Vを目指す 朝日杯前夜祭

[ 2026年2月10日 20:11 ]

第19回朝日杯将棋オープン戦決勝・準決勝の前夜祭に出席した棋士の(左2人目から1人ずつ飛ばして)佐藤天彦九段、藤井聡太王将、伊藤匠2冠、阿部健治郎七段
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 将棋の藤井聡太王将(23)=名人など6冠=が10日、大阪府高槻市で第19回朝日杯将棋オープン戦決勝・準決勝の前夜祭に伊藤匠2冠(23)、佐藤天彦九段(38)、阿部健治郎七段(36)と出席した。藤井は3年ぶり5回目の優勝を目指して準決勝で佐藤、勝てば伊藤、阿部の勝者と決勝で対戦する。

 前夜祭のあいさつでは「1回戦が非常に苦しい将棋で、高槻への道は断たれたかなと思った」と苦笑いで振り返った。過去18回は東京・有楽町開催だったが、今回初めて藤井の本拠地でもある関西将棋会館が移った高槻市での開催。菅井竜也八段(33)との1回戦は、そのゴキゲン中飛車に日本将棋連盟が配信する棋譜中継のAI評価値が「5―95」を示すほどの劣勢に陥った。そこからの逆転劇に勢いを得て勝ち進み、「(再度の幸運に期待していてはいけない。より深く集中して一手一手読みを入れて頑張りたい」と意気込みを語った。

 準決勝で対戦する佐藤とは、その初対戦が18年1月14日の朝日杯準々決勝。当時、藤井は中学生の四段、佐藤は名人だった。タイトルホルダーとの初対局を121手で制し、優勝へと駆け上がった。

 両者の朝日杯での対局は当時以来。立場を変えた佐藤はあいさつで、高槻城公園芸術文化劇場での対局とあって「(同劇場の)デザインがいいし、音響面でも配慮されているのかなと思う。対局も感性と理論がぶつかる場所だと思う。藤井さんという相手に(両者を)響き合わせるためには、自分が頑張らないと」と力を込めた。

 対局は午前10時、持ち時間40分で指される。

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