人気急上昇 俳優藤本洸大は貪欲に変わり続ける 20代前半は「新しい自分をどんどん見つける期間に」

[ 2025年12月28日 12:00 ]

来年の活躍を誓った藤本洸大
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 人気急上昇中の若手俳優藤本洸大(20)が来年の飛躍を誓った。2023年ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリを受賞し、同年に芸能事務所「トップコート」に所属。今年は10月期のテレビ朝日系ドラマ「修学旅行で仲良くないグループに入りました」でダブル主演を務めるなど、充実の1年となった。現在、インスタグラムのフォロワー数はドラマ放送開始前の約1万人から15・9万人に激増した。「どんな役でもこなせる俳優になりたい」と語る二十歳のホープ。その軌跡に迫った。

 「修学旅行で~」は修学旅行をきっかけに、平凡な男子高校生と「一軍タイプ」の爽やかな男子生徒が距離を詰めていくボーイズラブ作品。藤本は「四天王」と呼ばれる男子グループと同じ班に入ってしまった平凡で温厚な主人公・日置朝陽を演じた。「日置君と他のキャラとの関係性を一つ一つ、ひもとくことを意識しました」。その言葉通り、かわいさあふれる日置と特徴的なキャラクターたちのどぎまぎする関係性は、毎話視聴者をくぎ付けにした。放送が終わった現在も「修仲ロス」が続出している。

 今年は他にも日本テレビドラマ「なんで私が神説教」にも出演。ここでは、どこか残念なクラス委員長の梶山樹を演じた。「今年は凄くエンターテインメントについて勉強になった年でした。神説教では自分の役以外にも作品を俯瞰(ふかん)して見ることができるようになった気がして、こうしたら面白いのかな、というのを常に考えるようになりました」と俳優としての自身の成長を分析した。

 次に目指すのは「新たな自分の武器の確立」だ。これまでは「修学旅行で~」に代表される、かわいい役や弟系の役を演じることが多かった。「かわいい感じの役はこれからも絶対にやっていくと思いますし、そこは突き詰めていきたい」。強みを生かしながら新規開拓を目指していく。

 「修学旅行で~」の現場では、山田健人(21)と三浦健人(29)という、今後の芝居の指針となる俳優との出会いがあった。
 「三枚目のキャラクターが凄く勉強になりました。山田さんのお芝居は、ギリギリで絞り出す、リアルな面白さの芝居。一方、三浦さんの場合は舞台のような安定感がありました。見ているだけで安心する。凄く尊敬します」。

 2人の健人による全く異なるアプローチ。コメディー作品出演にも興味を持つ藤本の大きな刺激になった。「2人のいいところをとって、他の作品にも生かしたいなと思っています。コントも好きなので、いろいろな芸人さんからも学んでいきたいです」と意気込んだ。

 幅広い役に挑むため、趣味の幅も広げている。最近では服のリメークに挑戦。台本を覚える際にも作業を行っているという。「服のリメークは、いろいろな物を作り出すという点で俳優と通じるものがあります。絶対に他の役でも生きると思います」とにこやかに語った。

 「全てはエンタメに通じるんだと思います。そこの視点が最近変わってきました。どんどん、いろいろなことに触れたいなと考えています」。

 新たな趣味の中から、貪欲に成長のヒントをつかもうとしている。

 来年も年初からさまざまな出演作の公開が控える。インスタのフォロワーも増え知名度も向上したが「何も考えずに前に進むだけです。来年度も、もっともっと皆さんの心に響くような作品作りに携われたらうれしいです」と本人はいたって謙虚だ。

 「恥も外聞も捨てて、とにかく“自分”を壊していくことをしたい。多分20歳から25歳までの期間が、その先の自分の役者としてのあり方を全て決めると思います。とにかく体が動くうちに自分を壊すというか、新しい自分をどんどん見つける期間にしたいです」。

 変わり続ける藤本がエンターテインメントに新風を吹かせていく。

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