ミセス 5大ドームツアーを完走 ド派手演出てんこもり!「次はどんな楽しいことをしようかな」

[ 2025年12月20日 20:00 ]

5大ドームツアーの最終日を迎えた「Mrs. GREEN APPLE」
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 ロックバンド「Mrs. GREEN APPLE」が20日、東京ドームで、自身最多となる55万人を動員した5大ドームツアーの最終日を迎えた。音楽関係者が「どれほど人員や予算をかければ実現できるのか…」と絶句するほどのド派手演出で、大ヒット曲「ライラック」や「ダーリン」など23曲を披露した。

 「絶世生物」を歌唱した時だった。ステージ後方に控えていた高さ20メートル、重さ100トンのケーキ型の「バベルの塔」が動き、花道の中央へとせり出した。レーザー光線や火炎を噴出するその塔の上には、真っ赤な王様の衣装を着て歌う大森元貴(29)の姿があった。

 ツアーテーマは「BABEL no TOH(バベルの塔)」。ドーム内を古代国家バビロンに見立てて世界観を作り込んだ。風船、火柱、花火などあらゆる特効は出し惜しみせず、ダンサーやバレリーナら100人以上がステージや塔の上で踊った。会場内の案内スタッフすら衣装を着用するほどの徹底ぷり。ライブを越えたテーマパークのような空間を作り、大森も「どうぞこの世界を楽しんで、壮大な物語についてきて」とニヤリと笑った。

 史上初めて国内のサブスクリプション(定額聴き放題)の再生回数が100億回を突破するなど、日本の音楽シーンをけん引し続けているミセス。そのヒットの背景について音楽関係者は「曲のすばらしさはもちろん、バンドの世界を作り込むために努力する大森さんの発想力と情熱も大きい」と話している。今回のツアーも予算や人員などさまざまなハードルを乗り越えてアイデアを形にした。

 バンドは今年デビュー10周年で、大みそかのNHK紅白歌合戦をもって活動のフェーズ2を終了。来年1月1日からフェーズ3に突入する。ギターの若井滉斗(29)は「皆さんのおかげでいろいろな活動ができている。次はどんな楽しいことをしようかな」と期待。キーボードの藤澤涼架(32)も「フェーズ2では良い出会いがあって幸せだった。だからフェーズ3ではミセスのことを深く知ってもらって楽しんでもらえるようにしたい」と力を込めた。大森は「良いと思えるものを真摯に作って、曲をしっかり届ける。それが恩返しだと思う。フェーズ3もどうぞよろしく!」と呼びかけた。

 最後に選んだ曲は「天国」だった。歌唱を終えると会場のLEDパネルに「To be continued(続く)」と「ELYSIUM(エリュシオン)」の文字が浮かび上がった。ギリシア語で「死後の楽園」の意味。3人の歩みがこれからも続いていくことを示唆し壮大な物語を締めくくった。(吉澤 塁)

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