流行語大賞 2年ぶり特別賞に「ミスタープロ野球」6月死去“球界の象徴”長嶋茂雄さんは「永久に不滅」

[ 2025年12月1日 14:00 ]

長嶋茂雄氏
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 今年話題になった言葉に贈られる自由国民社 現代用語の基礎知識 選 「2025 T&D保険グループ新語・流行語大賞」の発表・表彰式が1日、都内で行われ、年間大賞に高市早苗首相(64)が自民党総裁選の勝利演説で表明した「働いて働いて働いて働いて働いてまいります/女性首相」が選ばれたほか、ノミネート30語の中からトップ10が発表された。選考委員特別賞には、6月3日に89歳で死去した巨人・長嶋茂雄終身名誉監督を表す「ミスタープロ野球」が選出された。選考委員会は「長嶋茂雄さんこそ永久に不滅です」と言葉を贈った。

 「選考委員特別賞」が贈られるのは、23年のお笑い芸人・とにかく明るい安村の持ちネタ「安心してください、はいてますよ」の英語「I’m wearing pants!(アイム・ウェアリング・パンツ)」以来2年ぶり。

 1984年に創設され、毎年12月初めに発表。昨年までは生涯学習・通信講座「ユーキャン」が名称に入っていたが、今年から生命保険会社「T&D保険グループ」に変更。同社が特別協賛を開始したため。選考は「現代用語の基礎知識」編集部の調査による30のノミネートから、選考委員会が10語を選んだ。

 長嶋さんは96年「メークドラマ」で年間大賞を受賞。その時の授賞式の様子が授賞式会場のモニターに映し出された。

 選考委員は神田伯山(講談師)、辛酸なめ子氏(漫画家・コラムニスト)、パトリック・ハーラン(お笑い芸人)、室井滋氏(俳優・エッセイスト・富山県立高志の国文学館館長)、やくみつる氏(漫画家)、大塚陽子氏(「現代用語の基礎知識」編集長)。

 偉業や功績は現代にも受け継がれ、野球ファンのみならず国民の脳裏に焼き付いている長嶋さん。選考委員会は「戦後の復興期から高度経済成長時代の日本を照らし続け、日本プロ野球を国民的スポーツとした象徴的な存在」と表現した上で「当時の少年野球では、長嶋さんに憧れ、背番号3をつけたい少年が数多くいた。あるチームは、全員に背番号3をつけることもあったと聞く。躍動感あふれるプレーで勝負強さ、太陽のような明るさをもち『燃える男』の異名をとった」と回顧。

 続けて「1974年引退試合に“巨人軍は永久に不滅です、と名言を残し、選考委員会では“長嶋茂雄さんこそ永久に不滅です”」と言葉を贈った。

 今回、6年ぶりの日本開催となった大リーグの開幕戦や34年ぶりの東京開催となった世界陸上に列島が沸いたが、スポーツ界からのトップ10選出がない“異例”の事態。新型コロナウイルスの流行によって世界的にスポーツイベントが中止・縮小された2020年以来、5年ぶりとなった。特別賞選出は、6月に亡くなった長嶋さんの存在を後世へ受け継ぐとともに、追悼の意も込められているだろう。

 選考委員会が「現代用語の基礎知識」編集部の調査による30のノミネートからトップ10、年間大賞、選考委員特別賞を決定。1年を象徴する言葉が並んだ。

トップ10は以下の通り(順位なし、並びは五十音順)
◆エッホエッホ
◆オールドメディア
◆緊急銃猟/クマ被害
◆国宝(観た)
◆古古古米
◆戦後80年/昭和100年
◆トランプ関税
◆二季
◆働いて働いて働いて働いて働いてまいります/女性首相【年間大賞】
◆ミャクミャク

【選考委員特別賞】
◆ミスタープロ野球

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