痛みも支えに変えて叩き続ける──RAZOR・NIKKYが語る“テーピングとアスリート精神”

[ 2025年11月25日 17:00 ]

【画像・写真】「1打に魂を込める」──RAZOR・NIKKY “内なる獣”を叩き起こす「In CREATURE」
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 5人組ロックバンド「RAZOR(レザー)」のドラマー・NIKKYが、オンラインでソロインタビューに応じた。ライブ本数の多さに定評のあるバンドの中で、ステージ前に欠かさず行う“儀式”があるという。(ヴィジュアル系特集取材班)

「最後は結局、気持ちっしょ」──RAZOR・NIKKYが語る、止まらないドラム人生

 「最近している細かいルーティーンというか、手首にテーピングを両腕に巻いてます。これは怪我とは関係なくて、サッカー選手が手首に巻くと体のバランスが安定してパフォーマンスが上がるという理屈があるんですよ。その真似ですけど、少しでもパフォーマンスが上がればと思って」

 その言葉どおり、彼にとってドラムは“音楽”であると同時に“競技”でもある。

 「RAZORみたいな音楽性のドラムは、もう半分スポーツだと思ってます。コンディションを整えるのは本当に大事ですね」

 テーピングは、肉体を守るための道具であると同時に、心を整える装備でもある。「テーピングを巻くと気持ちが入る。“よし、やるぞ”ってスイッチが入るんです」

 10月17日から始まった全国ツアーはまさに体力勝負の日々。印象深かった出来事を尋ねると、すぐに答えが返ってきた。

 「(10月末の)柏公演の前日に右足を怪我してしまって。ドーンって1発踏むだけでも痛いくらいでした。『In CREATURE』みたいな激しい曲を叩けるのか不安で。でもアドレナリンでなんとかなりましたね」

 治療する時間もなく、頼れるのは自分の感覚だけ。選んだのは痛み止めとテーピングによる“固定戦法”だった。

 「テーピングでガッチガチにして、あとは栄養ドリンクさんにお願いします、って感じでした(笑)」

 右足の具合を尋ねると、「走るのはまだギリギリですね。でも軽度な怪我だったので、少しずつ良くなってます」と笑顔を見せる。

 肉体を酷使しながらもステージに立ち続ける姿は、まさにアスリートそのもの。コンディション維持こそが、最高のパフォーマンスを生む鍵だ。

 11月30日には、渋谷WWW Xで結成9周年を記念したワンマンライブのファイナルを控える。

 「今年のツアーは最初で最後。これまでやってきたことをすべてこの日に出し切りたいです。そして、9周年から10周年へ向けて進んでいくRAZORの第1歩目を、ぜひ見届けてほしい」

 すでにメンバー間では10周年に向けた構想も動き出しているという。

 「“10周年はこうしよう”って話をしながら準備しています。走り続けるために、まずはこの9周年を最高の形で締めたいですね」

 NIKKYのテーピング。それは守りではなく挑戦の証だ。

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