歌舞伎俳優・片岡亀蔵さんとは 幅広い役柄をこなすベテラン、“よく通る声”で魅了…最後の舞台は10月

[ 2025年11月24日 17:32 ]

片岡亀蔵さん
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 歌舞伎俳優の片岡亀蔵(かたおか・かめぞう=本名・片岡二郎)さんが24日に亡くなったことが分かった。64歳だった。同日、松竹が発表。亀蔵さんとはどんな歌舞伎俳優だったのか、その功績を振り返る。

 亀蔵さんは五世片岡市蔵の次男。兄は六代目片岡市蔵。昭和40(1965)年12月歌舞伎座『仮名手本忠臣蔵』「十段目」の一子由松で片岡二郎の名で初舞台。昭和44(1969)年11月歌舞伎座『辨天娘女男白浪』の丁稚三吉ほかで四代目片岡亀蔵を襲名。平成7(1995)年5月歌舞伎座で名題昇進した。

 時代物、世話物、新作などジャンルを問わず、敵役から老け役、滑稽味のある役など幅広い役柄をこなし、存在感のある確かな演技力で舞台の脇をしっかりと固めるベテランの俳優として活躍。

 風格とよく通る声を持ち、近年は『義経千本桜』「渡海屋・大物浦」の武蔵坊弁慶、『俊寛』の瀬尾太郎兼康、『仮名手本忠臣蔵』の斧九太夫、『弁天娘女男白浪』の南郷力丸、『夏祭浪花鑑』の三河屋義平次、『髪結新三』の家主長兵衛、『河内山』の北村大膳、『魚屋宗五郎』の父太兵衛、『歌舞伎NEXT 朧の森に棲む鬼』のウラベなどを演じ、味わい深い演技で舞台を盛り立てていた。

 最後の舞台は令和7(2025)年10月名古屋・御園座『京鹿子娘道成寺』所化妙念坊、『鼠小紋春着雛形』辻番与惣兵衛など。

 平成10(1998)年第十七回眞山青果賞助演賞。

 松竹は、葬儀などについては「決まり次第、改めてお知らせいたします」としている。

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