橋下徹氏 高市首相の発言“勇み足”ぶり指摘「苦しんでいる人がいる」「切るカードないなら…」

[ 2025年11月24日 15:50 ]

橋下徹氏
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 元大阪府知事で大阪市長も務めた弁護士の橋下徹氏(56)が24日、カンテレ「旬感LIVE とれたてっ!」に生出演し、高市早苗首相による台湾有事発言のデメリットについて語った。

 中国側が次々と対抗措置を繰り出すなど、発言を機に急速に悪化している日中関係。そんな中で迎えた20カ国・地域首脳会議(G20サミット)では、高市氏と中国の李強首相と対談やあいさつをする場面はなかった。

 橋下氏は「まず高市さんの首相としての働きぶりは凄いですよね。今回のG20も1泊4日のスケジュールですから」と、その働き方に言及。「首相動静を見ても。夜の会食はほとんどなし。僕の大っ嫌いな飲み食い政治はやらずに、ひたすら勉強して官僚と議論して、官僚に負けないような予算編成をやったり。中身についての議論はいろいろあるかもしれないけど、まあとにかく働いているので、これについて国民が頑張ろう、頑張ろうって。僕も凄い頑張ってるなと思います」と評価した。

 一方で、発言の必要性については疑問視。「日本がちゃんとカードを持って、戦略的に中国とやり合えるなら適切だと思いますけど、今はカードを切られっぱなし。国家のメンツって、国民が沸き立つんですよ」とし、対抗手段がない中での不用意な発言を指摘した。

 中国側の対抗手段を受け、宿泊施設やツアーのキャンセルが相次ぐ旅行会社や、水産物の輸出先が突然、なくなった水産加工業者には大きな損害が生じている。橋下氏は「その背後に、これで仕事上、キャンセルされてマイナスになっている人たちが一部いるんです」と、発言のあおりを食っている人たちもいるとした。

 日本では、戦争被害に遭った民間人に対し、政府には一切の補償義務がない。橋下氏はこの制度について「僕が一番嫌いな政治行政」と嫌悪感を口に。これを引き合いに、「苦しんでいる人たちがいることを前提に、カードを持っているんだったらやればいいけど、切るカードがないんだったら、あえてやらなかった方がいいんじゃないの?と」と、高市氏の勇み足ぶりに苦言を呈した。

 今後の発言について、高市氏は「個別具体的な事例を発言しません」と述べている。橋下氏は「政府見解に高市さん、戻しました。それだったら、元通りの政府見解、総合的に判断する。“個別事案には答えません”を繰り返す。(質問した)岡田(克也元外相)さんの挑発に乗らずに、やれば良かった」と指摘した。

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