かないみか 声の多言語化を体験し「声優もAIと共存していかないといけない時代」 AIで海賊版検出も

[ 2025年11月19日 18:50 ]

「声の保護と多言語化協会」のキックオフ記者会見に出席したかないみか
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 声優のかないみか(61)が19日、都内で行われた「声の保護と多言語化協会(VIDA)」のキックオフ記者会見に出席した。同協会は進化し続けるAIなどのテクノロジーを駆使して、声優やアーティストの声を守り、新たな可能性も広げるために設立された。

 かないは声の多言語化の実証実験に参加。日本語で発した言葉が自身の声で外国語に変換されるという技術で、英語、フランス語、中国語などになった自身のせりふを聞いて「AIとうまく融合していったら皆が助かるんじゃないかな」と述べた。同技術は30カ国以上の言語に対応している。

 日本のアニメは海外でも高い人気を誇り、市場は拡大中。その中で、外国語字幕のみで海外配信されているアニメも多い。そのような作品が多言語化された日本の声優の声で届くことが実現すれば、さらなる人気獲得やアフリカなどの展開途上地域への本格的な進出にもつながるとの見方を同協会は示した。一方、海賊版やデイープフェイク問題などが広がってしまっていることも大きな課題となっている。同協会はAIを用いて検出などに乗り出し、声の権利を守っていく方針も打ち出した。

 会見後に囲み取材に応じたかないは「声優もAIと共存していかないといけない時代」。逆に海外コンテンツにおいて、多言語化の技術が使用された場合に吹き替えの仕事を失う可能性があることに「脅威を感じる」と率直な心境を明かしつつ「それでも私たちの声を求められるように精進していかねば」と話した。AIが海賊版コンテンツの取り締まりにも使用されることには「不正に使われるとこを追跡したり調べてくれることは助かる」と頼もしさを口にした。

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