大沢たかお 27年大河「逆賊の幕臣」で勝海舟役!松坂桃李演じる主人公のライバル「心込めて」

[ 2025年10月23日 12:00 ]

NHK大河ドラマ「逆賊の幕臣」で勝海舟訳を演じる大沢たかお
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 NHKは23日、俳優の松坂桃李(37)が小栗上野介忠順(おぐりこうずけのすけただまさ)役で主演する2027年の大河ドラマ「逆賊の幕臣」の新たな出演者として、俳優・大沢たかお(57)が勝海舟役を演じると発表した。1994年「花の乱」の足利義材役、2015年「花燃ゆ」の楫取素彦役に続く3度目の大河ドラマ出演となる。

 幕末に勝海舟のライバルと言われながら、明治新政府に「逆賊」と見なされ歴史の闇に葬られた小栗の生涯を描く作品。幕臣として要職を歴任し日本の近代化を進めようと国内外の諸勢力と外交や情報戦を繰り広げていく。

 堅物のエリートである小栗に対し、勝は人たらしの叩き上げ。性格は対照的だがともに開明派で、最も理解し合ったライバル同士だ。勝は「幕臣」とは名ばかりな無役の貧乏旗本出身で、苦労しながら蘭学を身に着け、「咸臨丸」艦長として太平洋横断を成し遂げる。しかしそれは小栗たちが率いる幕府初の遣米使節団に随行してのことだった。

 叩き上げならではの大胆さでハッタリもかまし、西郷隆盛ら英傑とも交わりつつ幕府内で浮き沈みを繰り返すが、最後には「江戸無血開城の英雄」として名を残す。大沢は「本作は、これまで“維新の英雄たちの物語”として語られることが多かった幕末の歴史を、“逆賊”と呼ばれた幕府の人々の視点から描く作品です」とドラマについて説明。

 自らが演じる勝について「小栗忠順らと共に歴史の変革期に諸外国や倒幕派と真正面から向き合い、日本の未来を見つめ行動した人物でした」とし、「激動の時代に、何を信じ、どう未来へ希望の橋をかけるのか。その問いは、今を生きる私たちにも通じるのではないかと感じています。海舟が抱き続けた信念と向き合い、心を込めて演じていきたいと思います」と意欲を明かした。

 松坂は「小栗にとって、同志でありライバル的な存在でもある勝海舟を、どのように見せてくださるのか、今から楽しみで仕方ありません。お互いの存在や考えを感じつつ演じていければと思っています。大沢さんと共に『逆賊の幕臣』を創り上げていけることを誇りに思います」と共演を喜んだ。

 制作統括の勝田夏子氏は「小栗は2500石の知行地を持つエリートで『持てる者』、勝は禄高41俵の『持たざる者』。このドラマでは、同じ幕臣でありながら圧倒的な格差があることを恨む勝がいる一方、制度のど真ん中にいるために『しきたり』を乗り越えることが許されず、勝の身軽さをうらやむ小栗がいます。西洋列強の脅威が日本に迫る中、時に同志となり、時に対立しながらも、お互い誰よりも理解しあっている……」と対照的な2人を説明。

 「二人のアンビバレントでスリリングな関係を、松坂桃李さんと大沢たかおさんに演じて頂けることに今からぞくぞくする一方、身の引き締まる思いです。ハングリーだが飄々としていて、人たらしだが計算高く、コンプレックスを内に秘めつつも自分で自分を大きく見せる術を心得ている――そんな人間くさい勝海舟を、英雄から繊細な役まで圧倒的魅力で生ききってこられた大沢さんがどう演じてくださるか、皆さまもどうぞご期待ください!」と期待を寄せた。

 脚本は21年連続テレビ小説「おかえりモネ」などを手がけた安達奈緒子氏が担当。来年夏頃クランクインの予定。

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