京都芸術大学 橋幸夫さんに「名誉学士」授与 22年に78歳で大学生に 来年3月に卒業予定だった

[ 2025年10月9日 14:12 ]

橋幸夫さん

 京都芸術大学は9日、9月4日に死去した歌手の橋幸夫さんに名誉学士の称号を授与すると発表した。同大学が2016年に名誉学位規程を制定して以降、名誉学士を授与するのはこれが初めてという。

 橋さんは78歳だった2022年に同大に入学。その決断は大きな話題となっていた。

 同大学は授与の理由について「入学式の式辞において、氏は高校在学中にデビューをしたため大学に行けなかった悔いがあり、もう一度学びたい、命ある限り学ぶ、そんな人生でありたい、と述べられました。入学後は歌手としての活動を精力的に行われる一方で、順調に学びを重ねられました。2025年度卒業を目指して「卒業制作」を残すのみとなっており、逝去の直前まで、本学での学びを完遂したいと話されていたとお聞きしています。故・橋氏は本学学生はもとより、日本全国の多地域多世代の人々に対して、芸術を学ぶことの楽しさと豊かさを広く伝えた学生であり、京都芸術大学の理念である、藝術立国の体現者として、本学教育活動への貢献が極めて大きいものと認め、名誉学士の称号授与を決定いたしました」と説明した。

 橋さんは今年5月、アルツハイマー型認知症を患っていると公表。体調を見ながら歌手活動を継続するとしていた。その後、橋さんは5月31日に兵庫県で行った事務所20周年記念公演後に自宅から救急搬送され一過性脳虚血発作と診断。翌月8日に退院し、同11日の滋賀公演で復帰したが、その数日後に再び入院していた。

 1960年にデビュー。ヒット曲「潮来笠」で知られ、アイドル的な人気の「御三家」の1人として活躍した。

「橋幸夫」特集記事

「美脚」特集記事

芸能の2025年10月9日のニュース