「名前を消されて、自信も失った」――SOMOSOMOアオイ アオネが明かすファン離れの苦しみ

[ 2025年10月5日 15:00 ]

【画像・写真2枚目】「なんで私だけ!?」――SOMOSOMOアオイ アオネ、アルバムに作詞曲なしの“珍事件”(撮影・シャンシャン マイ)
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 7人組アイドルグループ「SOMOSOMO(ソモソモ)」のアオイ アオネがスポニチ東京本社でソロインタビューに応じ、自身の原点からこれまでの活動、そしてファン離れに直面した苦しい時期について語った。アイドルになる夢を抱いたのは、知人が活動を始めたことがきっかけ。「最初はオタクとしてライブに通っていたけれど、自分ならこうしたい、こうなりたいという理想のアイドル像が膨らんでいった」と振り返る。(「推し面」取材班)

【アオイ アオネ連載①】「なんで私だけ!?」

 高校時代、知り合いがアイドルになった。「その子のライブ映像を見ていくうちに、アイドルにはまって、オタクとして目覚めました」。推しへの情熱は、やがて自分がステージに立つ姿を思い描くようになっていった。

 「自分だったら、こういうアイドルになりたい。こうやってステージで歌いたい。もっとこんな表現をしてみたい」

 大学生になると、実際に行動を起こす。まずはオーディションを手当たり次第に受ける日々。必死に扉を叩き、アイドル人生の第一歩を踏み出した。

 いくつかのグループでの経験を経て、2023年4月にSOMOSOMOの新体制メンバーとして加入。お披露目の舞台は、渋谷WOMBという大きな会場だった。活動歴もあり「大丈夫」と思っていたが、実際に幕が開くと緊張で記憶が飛ぶほどだった。

 それでも、希望に満ちた光景は今も忘れない。見たことのないほどの観客、絶え間ない声援、ライブの熱気。「大きなステージで、人が目の前にいる。ここで頑張ろうって、自信をもらえた気がしました」

 アオネが活動の中で大切にしているのは、「ファンに誰よりも近い存在でいたい」という思いだ。「私は元々オタクだったからこそ、迷った時は『ファンならどうしてほしいか』を考える。どんなにステージが大きくなっても、その視点を忘れないようにしています」

 順調に見える日々の中で、大きな試練も訪れた。SOMOSOMO加入当初、それまで応援してくれていたファンが次々と離れていったのだ。

 「前のグループから応援してくれていたファンの方々が、オーディション結果発表の会場に駆けつけてくれたり、デビューのステージを見に来てくれたりしたんです。でも、グループや環境が変わると、どんどん皆さんが私から離れていって…。本当にしんどくて、“自分って本当に好きでいてもらえてなかったのかな”って悩み、自信を失った時期がありました」

 名前がSNSから消え、ライブに足を運ぶ人も目に見えて減っていった。心は揺れ、自信も失った。しかし、あの時の経験が、今の自分を支えている。

 「悔しさがあったからこそ、今、このライブやイベントで目の前にいる一人ひとりを大切にしようと思える。ファン目線の自分でいたいという軸も、あの経験があったからこそ強くなった気がします」

 名前を消された痛みを、活動の原動力に変えてきた。だからこそ、アオイ アオネのステージはいつも全力だ。過去の苦しみを抱えながら、それでもライブに来てくれる人たちの“推し”であるために。

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