藤井王座 伊藤叡王と第3局検分 両者の対局は5局連続後手勝利 先に王手をかけるのは?

[ 2025年9月29日 19:21 ]

王座戦第3局の対局場検分に臨んだ藤井聡太王座(右)と伊藤匠叡王(日本将棋連盟提供)
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 将棋の藤井聡太王座(23)=王将など7冠=が挑戦者に伊藤匠叡王(22)を迎える第73期王座戦5番勝負第3局は29日、名古屋市「名古屋マリオットアソシアホテル」で対局場検分を行った。今回は伊藤が先手。ここまで1勝1敗のタイで迎え、勝った棋士が獲得へ王手をかける。

 両者の対局は昨年5月の叡王戦第3局以降5局連続、後手が勝利した。戦型選択などの主導権を握りやすいのは先手だが、第2局で後手・伊藤が6手目、1筋の歩を突いたように、後手から積極的に動く指し方もある。持ち時間5時間の1日制ながら、午前中から目が離せない変化球が飛び出す可能性はある。

 角換わりに進んだ神戸市での第2局は藤井がリードを奪って終盤に入った。伊藤王の背後から飛車を成って迫ったが、伊藤の頑強な受けに決め手を見出せず、伊藤が逆転勝利した。

 終局後、「序盤に課題が残った。ただ、タイに戻せたのは良かった」と伊藤。藤井は天王山へ馬を引き付けて伊藤陣をにらんだ77手目に対する伊藤の柔らかな銀引きが「見えてなくて。それ以降、反省点の多い将棋になってしまった。本局をしっかり振り返って、次局以降につなげられたらと思う」と振り返った。

 第3局は前々期第3局で逆転勝ちし、続く京都市での第4局、全8冠独占へとつなげた舞台。前期も第2局で勝利した縁起のいい対局会場であり、藤井にとっては3連覇へ前進といきたいところだ。

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