56歳の新真打ち 三遊亭鯛好 好楽、たい平2人の師匠がつないだ念願の昇進

[ 2025年9月25日 20:11 ]

<三遊亭鯛好改メ三遊亭百生真打昇進襲名披露宴>取材に応じた林家たい平、三遊亭鯛好、三遊亭好楽
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 落語家の三遊亭鯛好(56)が25日、都内で自身の真打昇進襲名披露宴を行った。「高座で力が入りすぎてしまうので、もう少し緩い感じでやっていきたい」と今後の活躍を誓った。

 三遊亭好楽(79)の弟子。当初は40歳で林家たい平(60)に入門を願い出たが前座見習い修行中に、落語協会が入門年齢を30歳までとする制限を設け、弟子入りを断念した。たい平にとっては“幻の一番弟子”となる。たい平は「ニッポン放送を出たら、おっさんが自転車で待っていて声をかけられた。落語家になりたいと。まっすぐな目だったので、近所のカフェに行っていろんな話をしました。僕が45歳で、彼が40歳。歳は5つ違いで、明らかに僕の方が若々しく見えるし、これはどうしたものかと思った」と入門希望時を笑いながら振り返った。

 その後、好楽が拾う形で、入門年齢制限のない五代目円楽一門に活躍の場を移した。前座名は2人の師匠から1文字ずつを取り「たい好」とした。好楽は「たい平師匠と私と2人の師匠がいる。これは彼の人徳。一番幸せな襲名だと思います」と弟子の人柄を評価した。
 2013年に二ツ目に昇進。名前は鯛好に改めた。その後2回真打ち昇進を打診されるも、落語協会などが真打ち昇進の基準とする入門から15年の期間の全うするため固辞。今年満を持して、真打ち昇進となった。好楽は「地方で、この人の落語を聞いたんです。そしたらたい平師匠が“鯛好面白くなっちゃいましたね”と言って、その時はうれしかったですね。本当に良い出来でした」とあえて待った時間を評価した。

 10月からは約61年ぶりに復活する「三遊亭百生(ひゃくしょう)」を襲名して高座に上がる。当初は鯛好のまま真打ちになることを考えていたという。鯛好は「昭和でいうと100年、大好きなラジオも放送開始100年。そして人生100年時代といいますので、これは何かの巡り合わせだと思った。それで襲名させてもらいますとなった」と継いだ名前に込めた思いを明かした。

 たい平は「好楽師匠の優しさで引き受けてくださって、また私の名前のたいという文字も取っていただいた。一度は断たれかけた落語家人生を好楽師匠が支え続けてくださった。こうやって真打ちになってお披露目できることは我が事のように幸せな気持ちと好楽師匠への感謝の気持ちでいっぱいです」と感慨ひとしおだった。

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