NHK会長 ネトフリWBC独占生配信に言及「視聴する機会が限られてくるのは好ましくない」

[ 2025年9月17日 14:53 ]

NHK社屋
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 NHKの稲葉延雄会長が17日、東京・渋谷の同局で定例会見を行い、米動画配信大手「ネットフリックス」が来年3月に開催される第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本での独占放送権を獲得したことについて言及した。

 この件について、稲葉会長は「個別の会社の契約についてはコメントを控えたい」と見解。そのうえで「一般論である」と前置きしたうえで「大型スポーツの放送権料は世界的に高騰している」としたうえで、「海外の一部地域では、国民的注目が高いスポーツへのユニバーサル・アクセス権、誰でも視聴できる環境を整える地域があると聞いている。こうした中で、日本でもいたずらに放送権料が高騰して、国民的関心の高いイベントを視聴する機会が限られてくるということであるとすると、これは好ましくないというふうに私は思ってます」とした。

 「ぜひともこういう面で、一般の方々が広く国民的スポーツの中継を視聴できるような環境を作るための議論、何をすればいいか、どういう検討すればいいかということをぜひ関係者が集まって、議論してほしいというふうに強く思っています」と見解。「もちろん、NHKは現にさまざまな競技を取り上げて、スポーツの魅力を余すことなく伝えています。受信料で運営されているNHKですので、そんなに高額な放送権料を支払うわけにはいかないんです。一方で視聴者の幅広い関心にお答えしたいと強く思ってます。こういった面での議論が広く高まってくれることを強く期待しています」とコメントした。

 ネットフリックスは8月26日、SNSで日本での「独占生配信」を発表。全47試合をライブとオンデマンドで配信し、テレビの地上波での中継はなくなる。2023年前回大会では、WBCを組織する「WBCI」とともに東京開催試合の運営・興行を担う読売新聞社を通じて国内の民間放送局などに放送・配信権を付与し、TBSとテレビ朝日が生中継を行った。

 侍ジャパンが世界一に輝いた23年の前回大会では、テレビ朝日が中継したドジャース・大谷翔平が先発した準々決勝のイタリア戦は、野球中継歴代2位の平均世帯視聴率48%(ビデオリサーチ調べ)を記録した。

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