橋幸夫さん通夜 「御三家」盟友の舟木一夫が悼む「自分の履歴書の中の1行が抜けちゃったみたいな…」

[ 2025年9月9日 19:58 ]

<橋幸夫さん通夜>橋幸夫さんをしのぶ舟木一夫(撮影・会津 智海)
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 4日に肺炎のため82歳で亡くなった歌手の橋幸夫(はし・ゆきお、本名幸男=ゆきお)さんの通夜が9日、東京都文京区の無量山傳通院で営まれ、約700人が参列。歌手の舟木一夫(80)は「御三家」の盟友の訃報を受け、「自分の履歴書の中の1行が抜けちゃったみたいな印象」と悲痛な思いを吐露した。

 当時10代でデビューした舟木、橋さんと、22年に死去した西郷輝彦さんの3人で御三家と称され、一世を風靡(ふうび)。アイドル歌手の草分け的存在として圧倒的な人気を誇った。

 訃報を知って「驚くとか悲しいとかそういう感情じゃなくて、自分の履歴書の中の1行が抜けちゃったみたいな印象」だったと明かす。1歳上の橋さんについて「偉大な先輩」と語り、「個性あふれる独特な声で歌を丁寧に歌われていた」としのんだ。

 御三家では3人とも超多忙だったため「年に2~3回」ほどしか顔を合わせる機会がなく、プライベートでも「お互いに会ってる時間がなかった」という。

 印象に残っているのは仕事場で「こまめに歯を磨いていた」橋さんの姿だと言い、「僕は田舎の育ちだから朝1回しか磨かない。それがリハーサルから本番まで2回ぐらい磨いていた」と若手の頃からともに過ごした仲間ならではの印象を語った。

 橋さんは78歳だった2021年10月「コロナの影響で歌う機会が減り、低音部の声が出なくなった」と、80歳の誕生日の23年5月3日で歌手活動からの引退を宣言した。舟木は引退発表の2年ほど前に顔を合わせたそうで、「声を痛めて悩んでらっしゃるのは知っていた。ご自分が思う歌い手の橋幸夫を歌えなくなったので決断なさったのかな」と思いやった。

 その後、ファンの声を受けて昨年4月に復帰し、歌手活動を再開。今年5月20日にはアルツハイマー型認知症と診断されたことが公表されたが、それでも翌21日のステージに立った橋さんに、舟木は「歌い手が歌を完璧に忘れるということは死んでも無理でしょう。普通の感覚じゃ分からないかもしれないけど、僕らは同じ立場でやってますから手に取るように分かる」と語っていた。

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