松任谷由実 新曲「DARK MOON」のMVティザー映像公開 神々しい姿で「生きる意味」問いかけ

[ 2025年9月4日 04:00 ]

松任谷由実「DARK MOON」ティザー
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 シンガーソングライターの松任谷由実(71)が4日、新曲「DARK MOON」のミュージックビデオ(MV)のティザー映像を公開した。

 11月18日にリリースする40枚目のオリジナルアルバム「Wormhole/Yumi AraI」の1曲目に収録される同曲。混沌とした世界において強く生きることの意味を問いかけ、聴き手に寄り添いながら共に模索していこうとする松任谷の強い意志を映し出しており、高揚感と共に“新たな自分”と出会う旅の始まりを壮大に歌い上げている。

 今回公開される映像は、極めて即興的=スポンティニュアスに撮影された点も大きな特徴である。通常のMV制作における緻密な撮影準備を経ず、アルバムのブックレット撮影の合間に記録された素材をもとに編集され、一本の作品へと昇華された。月面に設置されたCTスキャンからゆっくりと起き上がる松任谷の姿には神々しさも。「意識とは何か?」「AIと人間の共生とは?」というアルバムの根源的なテーマを内包しつつ、松任谷自身は、この撮影を通じて今一番伝えたいメッセージ“強く、生きよ!”が自分の中に浮かんでくるのを感じたという。

 「DARK MOON」の映像は、AIの対極とも言えるフィジカルかつアナログ的なアプローチによって制作されており、アルバムが掲げるテーマのひとつである、“AIをドライブする強靭な知性と身体性”を体現するものでもある。サイケデリックなエフェクトの多くはコンピュータに依存せず、撮影時のアナログな手法によって加えられており、粗い質感の映像は“Hi8”と呼ばれる90年代のビンテージビデオカメラを用いて収録。“時空を超えた新旧の混在”というアルバムのコンセプトを視覚的に表現したものとなった。

 アルバムジャケットは、宇宙空間に浮遊する新生“Yマーク”を、ただの平面デザインではなく、視覚的にも触覚的にも奥行きを感じさせるビジュアルとして提示。Wormhole(ワームホール)”という目に見えない現象を、フィジカルなジャケットで表現する鍵となったのが立体性」と「視点による変化」である。日本で初めて“レンチキュラーレンズ”を採用し、見る角度で絵柄や立体感が変わる画期的なジャケットとして衝撃を与えた1989年の「Delight Slight Light KISS」から着想を得て、2025年の技術と感覚でアップデートできるよう挑戦。通常とは異なり、まず「レンチキュラーを用いた3Dバージョン」を先に制作してから2D版に落とし込む、逆転のアプローチをとった。これにより、アルバムのコンセプトでもある”多次元の意識の混在”を表現した、視覚的な没入感を演出。実物を手にとり、角度を変えて眺めることで“Wormhole”を体感できる仕上がりとなっている。

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