藤井王位 穴熊崩しの「歩頭桂」で踏み込む 永瀬九段との第5局2日目

[ 2025年8月27日 13:07 ]

藤井聡太王位(左)が見守る中、立会人の森内俊之九段(右)によって開封される永瀬拓矢九段の封じ手(日本将棋連盟提供)
Photo By 提供写真

 将棋の藤井聡太王位(23)=王将など7冠=が挑戦者に永瀬拓矢九段(32)を迎える第66期王位戦7番勝負は25日午前9時、徳島市の料亭「渭水苑」で第5局2日目が指し継がれ、先手・永瀬が封じた71手目はごく自然な竜による金取りだった。永瀬が金と桂、藤井は角を入手し合った後の78手目、藤井が金銀4枚による穴熊に囲う永瀬陣の頭上へ「歩頭桂」を放った。

 1日目、永瀬に飛成を許す代償として駒得した桂を手放す決断の一手。1日目封じ手直前に自身は1時間41分、永瀬は2時間39分長考し合い、さらに一晩をかけて練り上げた予定の攻め筋だったのだろうか。そのまま終盤戦へなだれ込む危険性の高い踏み込みだけに、藤井の勝負手と言えそうだ。

 藤井が8筋の歩を成って永瀬王の頭上へ迫った午後0時半、昼食休憩に入った。メニューは両者ともに鉄火丼で、小鉢は藤井が焼茄子と祖谷蕎麦、永瀬は半田素麺、ポテトサラダ、しらすおろし、粗谷蕎麦、フィッシュカツ。2日制の持ち時間8時間から藤井は5時間17分、永瀬は5時間27分消費した。この日の再開前までは藤井が31分多く消費していたが、逆転した。

続きを表示

この記事のフォト

「永瀬拓矢」特集記事

「美脚」特集記事

芸能の2025年8月27日のニュース