「あんぱん」高橋文哉 健ちゃん博多弁「不安」も華丸絶賛!初朝ドラは「濃密な時間」役を生きる世界に意義

[ 2025年8月27日 08:18 ]

「あんぱん」辛島健太郎役・高橋文哉インタビュー(3)

連続テレビ小説「あんぱん」で朝ドラ初出演を果たし、辛島健太郎役の好演が話題を呼ぶ高橋文哉(C)NHK
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 俳優の高橋文哉(24)がNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)で朝ドラ初出演。柳井嵩(北村匠海)の親友・辛島健太郎役を好演し、反響を呼んでいる。今作屈指のムードメーカー・健ちゃんの人物像は「心臓の位置を5センチ上げるイメージ」で体現。高橋に撮影の舞台裏を聞いた。

 <※以下、ネタバレ有>

 「ドクターX~外科医・大門未知子~」シリーズなどのヒット作を放ち続ける中園ミホ氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算112作目。国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかし氏と妻・暢さんをモデルに、戦争に翻弄されながら激動の時代を生き抜き、「逆転しない正義」にたどり着く柳井夫妻、のぶと嵩の軌跡を描く。

 高橋が演じるのは、福岡から東京高等芸術学校図案科に入学し、嵩の生涯の親友となる辛島健太郎役。小倉連隊で再会し、共に戦争を生き延びて復員。高知の闇市でガラクタ雑貨店を一緒に営んだものの、嵩は高知新報に入社し、健太郎は突然、姿を消した。東京で再会した際には、NHKのディレクター。朝田メイコ(原菜乃華)と結ばれ、2児の父に。嵩とは義兄弟となった。

 劇中唯一の博多弁キャラクター。「方言で全編お芝居をすること自体が初めてだったので、不安は大きかったです。健太郎の初回だけは博多ことば指導の魚谷としお先生と部屋にこもって特訓しましたが、あとは先生に作っていただいた音声データを聞いて、現場に入って、修正して、の繰り返し。旅行がてら福岡に行って、現地の人の声を聞いたりしたのも、少しは役に立ったのかなと思います」と明かした。

 初恋相手へのメイコの一途な“11年愛”が実った第93回(8月6日)の双方の告白シーン。健太郎の博多弁「ホント俺は“ふうたんぬるかね~”。どんくさかってことばい」も話題に。「博多華丸・大吉」の博多大吉も自身のSNSで「博多弁番付でも横綱級の難易度。それをあの告白の場面でコテコテ感なく出した健ちゃんを尊敬します」と絶賛したほどだった。

 2019~20年の特撮ドラマ「仮面ライダーゼロワン」の主演に抜擢。21世紀生まれの俳優が主役ライダーを演じるのは初となった。

 その後、ドラマ「最愛」「女神の教室~リーガル青春白書~」「フェルマーの料理」、映画「交換ウソ日記」「あの人が消えた」「少年と犬」などの話題作に出演。日本テレビのバラエティー「ぐるぐるナインティナイン」の人気企画「グルメチキンレース・ゴチになります!25」やニッポン放送「高橋文哉のオールナイトニッポンX」など、演技以外のジャンルにも活躍の場を広げている。

 来年1月には、主演を務める長編アニメーション映画「クスノキの番人」が公開。初の朝ドラを全うし、さらなる飛躍が期待される。

 「初めて参加させていただいた朝ドラが『あんぱん』という作品、辛島健太郎という役だったことに凄く意義を感じています。キャラクターの人生を生き切るということ自体も初めてでしたし、朝ドラは役を作るというより、役を生きるという世界だという気がしています。役を生きる者しか足を踏み入ることができない領域に、自分も来ることができたという緊張感を持って現場にいることが、本当に幸せだなと日々、実感しました。キャスト・スタッフの皆さんとは素晴らしい出会いしかなく、今後、自分のキャリアを振り返る時、忘れられない作品になると思います。1年間と物理的にも長かったですが、役と向き合う濃密な時間を過ごしました」

 約20媒体が集まった合同インタビュー。質問者が媒体名と氏名を名乗ると、毎回、「お願いします、高橋です」とあいさつしてから答える礼儀正しさが実に印象的だった。

 =インタビューおわり=

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