オダギリジョー 自ら“映画監督”封印した過去 初メガホンは「映画を撮ることを許されたのかな」

[ 2025年8月12日 19:02 ]

オダギリジョー
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 俳優オダギリジョー(49)が、10日放送のTBS系「日曜日の初耳学」(日曜後10・00)に出演し、映画監督への思いを語った。

 19年には、俳優として出た中国製作の映画「サタデー・フィクション」に加え、監督・脚本を務めた「ある船頭の話」が、ともにベネチア映画祭に出品。俳優、監督としてのダブル出品は、日本人としては初の快挙だった。

 もともとは俳優ではなく、映画監督など製作サイドで映画に関わる夢を持っていたオダギリ。俳優として世に知られるようになったが、監督へのリスペクトは強く持っていたという。

 「映画監督というのは、1本失敗したら次が撮れないという、背水の陣を毎回やっていくわけじゃないですか?」。ヒットに恵まれなければ、次はない。覚悟を背負っている映画監督への敬意を口にした。

 それだけに、自分が映画を作るという思いを封印してきたという。「その覚悟を知っているからこそ、ちょっと名前が売れたからといって、映画を撮るということが、そういう映画監督に対しても凄く失礼に感じてきて。それだけ自分に映画を撮ってはダメだという思いを課してしまったというか」と打ち明けた。

 それとは裏腹に、人生を俯瞰で見た時にある思いが浮かび上がった。「ふと、“自分の人生はあと何年で終わる”と思ったら、映画1本くらい作りたかったなという思いに戻ってしまったんですよ」と、本音を口にした。

 そんな思いでメガホンを取ったのが、「ある船頭の話」だった。「初の長編映画になったんですけど。それがどうにかベネチア国際映画祭に選んでいただいて、そこが本当に凄くうれしかった」。素直に喜びを表現した。

 ベネチアの公式上映では、列を作って上演を待つ人たちに感動したという。「1200人が列をなして待っているんです。その姿に感動してしまって。それを写真に収めて、それは今でも宝物にしていますね」と振り返り、「自分も許された気がした。映画を撮ることを許されたのかなと思いましたね」としみじみ語った。

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