七代目三遊亭円楽 落語芸術協会に客員加入 道切り開いた先代円楽さん、昇太会長に感謝

[ 2025年8月8日 16:43 ]

<三遊亭円楽 落語芸術協会客員演者入会会見>七代目三遊亭円楽の木札を手に笑顔を見せる三遊亭萬橘、三遊亭円楽、三遊亭好楽
Photo By スポニチ

 落語家の七代目三遊亭円楽(47)が8日、東京・池之端しのぶ亭で落語芸術協会に客員加入したことを受けての会見を行った。「寄席で披露目ができるというのは、夢でございましたので、道をつけてくれた六代目にも感謝しておりますし、それ以上に(春風亭)昇太会長をはじめとする皆さまの懐の深さに感謝しています」と先人たちへの思いを口にした。

 7月1日付で同協会に客員演者として加入。9月1日からの新宿末広亭を皮切りに都内3カ所の定席寄席で、主任として10日間の襲名披露興行を行う。

 3回の公演には、自らが声をかけた立川志の輔(71)、桂文枝(82)ら豪華ゲストが出演する。座骨神経痛にともなう手術を受け、8日に退院を発表した立川志らく(61)も9月6日の末広亭の興行に出演する。

 加入のきっかけは5月に新宿末広亭の社長から10日間興行の提案を受けたことだという。末広亭の要請を受け、落語芸術協会が客員として円楽を迎え入れた。

 父の三遊亭好楽(79)は「芸術協会さんからお誘いがあって、末広亭さんがぜひやってくださいという声を聞いて、こんな幸せなことはない」としみじみと口にした。

 同協会へは17年に先代の六代目三遊亭円楽さん(2022年死去)が、五代目円楽一門として初めて客員加入した。39年ぶりに定席興行に出演し、後進へ道を開いた。偉大な兄弟子への思いを聞かれると「末広亭さんの芸協の芝居にはほぼ一門の誰かが毎回入らせていただいている。芸の磨かれ方が違う。六代目は先々を見越して客員として入ってくれたのではないか」と思いをはせた。

 五代目円楽一門会は78年の落語協会分裂騒動に端を発し、五代目円楽さんが「大日本落語すみれ会」として発足させた。五代目が亡くなった09年に現在の名前に改称し、現在はお江戸両国亭、亀戸梅屋敷寄席などを中心に活動。原則として、都内の定席寄席には出演できない。

 ただ、17年に六代目円楽さんが芸協の客員となったことで、末広亭を中心に出演機会が増加。現在は好楽、七代目円楽、三遊亭兼好(55)、三遊亭萬橘(46)らが芸協公演のゲスト枠として、出番を増やしている。

続きを表示

この記事のフォト

「美脚」特集記事

「中居正広」特集記事

芸能の2025年8月8日のニュース