セントチヒロ・チッチ コレクションのTシャツ500枚以上 お気に入りの「スタメン」は15枚

[ 2025年8月3日 05:00 ]

お気に入りのTシャツとポーズをとるセントチヒロ・チッチ (撮影・白鳥 佳樹)
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 【夢中論】2023年に解散した女性ユニット「BiSH」のメンバーで、現在は歌手や女優として活動しているセントチヒロ・チッチ(年齢非公表)は新品から古着まで集めるTシャツコレクターだ。グループ時代は人のことで悩みがちで自分を表現することが苦手だった。そんな彼女が勇気をもらっていたTシャツとは――。(高原 俊太)

 自宅でコレクションしているTシャツは500枚以上。お気に入りの「スタメン」を取材の場に持っていくために、一枚ずつ思い出や記憶をたぐりながら選んだ。

 「ちゃんとクリアな大きい収納ケースに入れているのもあるけど、他のところに収納しているのもあって家中にたくさん服があるんです。お気に入りを捜していたらいろいろ思い出に浸っちゃいました。今、家の中が大変なことになってます」

 スタメンは大好きなとんねるずやGOING STEADY、銀杏BOYZのTシャツなど15枚。いとおしそうに眺めると、三日月目になり口角が緩む。

 収集を始めたきっかけはなく、自然と増えていた。「物が捨てられない性格なんですよ。それに出かけたり、ライブに参加したりした時に(Tシャツを買って)記憶や思い出を残しておきたいっていう気持ちがあって。気づいたらこれだけの数になってました」

 15枚の中で一番好きなのは、ジョン・レノンとオノ・ヨーコさんの写真が前面にプリントされた一枚。新型コロナ下の2020年、訪れたジョンとヨーコさんの展覧会で出合った。

 「コロナ下でBiSHの活動がピタッと止まった時に自分の無力さを感じたんです。孤独感の中で“いろんな形の愛をもらってきたな”と思って、それを考えていた時にオノ・ヨーコさんの考えを知りました」。意思を持って世界平和と愛を提唱する姿に尊敬のまなざしを向ける。影響を受け、人への愛を素直に言葉にできるようになった。

 「これは大好きなお花のTシャツです!自分を奮い立たせたい時によく着ちゃいます」。大きなひまわりが描かれたTシャツを大事そうに抱えた。「太陽に向かって一生懸命伸びるひまわりのように前向きな女の子になりたいと思っているんです。自分に自信がない時にこれを着ると自然と前向きになれるんです」。23年までの8年間にわたるグループ活動、その後1人で始めた歌手活動と女優業。訪れる節目で着てきた、勇気が出る一枚だ。

 しかし最近はTシャツにパワーをもらわなくても、心を燃やして舞台に立てるようになってきた。リードボーカルを務めたグループではキャプテン的存在。周囲のことで悩むことが多く「自分のことを考えるのは苦手だった」。解散後のソロ活動では20回以上のライブを開催、3本のドラマに出演し徹底して自身と向き合ってきた。

 「今は内側にあるエネルギーを放出できていて心地よい。好奇心や探究心が凄い強くて、やりたいことや気になることが無限にあるので今は全てが楽しいです」。グループ時代とは違うやりがいや楽しさを感じている。

 満を持して今月20日には「CENT」名義でソロとしてメジャーデビューする。「BiSH時代に目標にしていたけど立てなかった日本武道館でライブをやりたいのもあるけど、海外でたくさんライブをしてみたいな」と目標を明かした。旅行やライブで訪れた場所でもTシャツを探し求めている。海外でのライブが増えれば、新たな思い出が詰まった大切なコレクションが増えていくことだろう。

 ≪20日メジャーデビュー 愛を音楽で表現≫今月20日のメジャーデビュー作はミニアルバム「らぶあるばむ」。自身の中で大切にしてきた愛をさまざまなジャンルの音楽で表現した。リード曲「ラブシンドローム」は放送中のフジテレビ系ドラマ「北くんがかわいすぎて手に余るので、3人でシェアすることにしました。」の主題歌。3人で恋人をシェアする新たな形の恋愛を描いたドラマに書き下ろした曲で「どんな形の愛でも正解で尊いものだということを歌詞に落とし込んでます」とアピールした。

 ◇セントチヒロ・チッチ 5月8日生まれ、東京都出身。2015年に「BiSH」のメンバーとして活動を開始。20年8月からソロ活動をスタート。23年6月のグループ解散後、8月から「加藤千尋」名義で女優業も始め、ソロ歌手としての活動も本格化。9月19日に初写真集「千尋」(講談社)を発売する。好きな食べ物はカレー。

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