「おばあちゃんになっても最強でいたい」──ラストランプyu-mi、ギターに捧げた人生の覚悟

[ 2025年7月30日 17:00 ]

【画像・写真3枚目】疾走ロックから“風の音色”へ──ラストランプyu-miが語る「白夏」制作秘話(撮影・ayaki)
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 4人組ガールズバンド「ラストランプ」の屋台骨を支えるギタリストのyu-miがスポニチ東京本社を訪れ、バンドの現在地と未来、そして自身のギターへの熱い思いを明かした。8月3日の渋谷club asiaで控えるワンマンへ。“最強のギタリスト”を目指すyu-miの瞳の奥に宿るものに迫った。

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 ラストランプの魅力は、その音楽性の“振り幅の広さ”にある。ポップな曲でフロアを揺らしたかと思えば、激しいロックチューンで熱狂を生み出し、ノスタルジックな楽曲で聴き手の心を締め付ける。その多彩なサウンドスケープを創り出す上で欠かせないのが、作詞を手掛けるボーカルayakiのセンスと、それを表現しきるメンバー個々の技量だ。yu-miは、この多様性こそが、多くの人々に音楽を届けるための最大の武器だと確信している。

 より多くの人にその名をとどろかせるため、日々の努力は欠かさない。「SNSはすごく苦手」と苦笑いするが、その言葉とは裏腹に、ファンを惹きつけるための試行錯誤を続けている。「自分にしか撮れない画角があるはず」。その一心で、ステージを縦横無尽に駆け回りながら撮影した「ライブカム」は、躍動感ゆえにフレームアウトすることもしばしばだ。

 「このメンバーでやっててよかった」。その思いが最高潮に達するのは、年に一度の集大成と位置づけるワンマンライブのステージだ。メンバーそれぞれの感情が爆発し、一つの巨大なエネルギーとなって会場を包み込む瞬間。普段のライブでも、演奏が完璧にシンクロし、メンバーと目があった瞬間に得も言われぬ高揚感に満たされる。その一瞬一瞬の積み重ねが、ラストランプという共同体をより強固なものにしてきた。

 yu-miが見据える未来は、明確だ。バンドとしては「誰もが知っていて、誰もが聴いたことのある音楽を届ける国民的なバンド」になること。そして個人としては「おばあちゃんになるまで現役でギターを弾き続ける」こと。若い頃の超絶技巧だけでなく、年齢を重ねたからこそ滲み出る表現の深み。彼女が目指すのは、アーティストとしての自己表現と、スタジオミュージシャンのような職人的な技術を両立させた「最強のギタリスト」という孤高の頂だ。

 ファンキーな“ギターおばあちゃん”になるその日まで、yu-miの弦は、夢と現実をかき鳴らし続ける。

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