稲葉八段 今年度勝率1位の小山四段を下す 11期連続敗退の2次予選突破へ前進 王将戦

[ 2025年7月15日 22:25 ]

ALSOK杯第75期王将戦2次予選で小山怜央四段に勝利し、感想戦をする稲葉陽八段(左)
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 ALSOK杯第75期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社特別協力)の2次予選が15日、大阪府高槻市の関西将棋会館で指され、稲葉陽八段(36)が小山怜央四段(32)に138手で勝利した。名人挑戦経験もあるトップ棋士が今年度12勝1敗の・923で勝率1位と好調の新鋭を退けた。

 戦型は稲葉が「振り駒で後手ならやってみよう」と考えた横歩取り△3三角型へ進んだ。ただ、午後は非勢を自覚する時間帯が続く。

 72手目△6七銀、74手目△7八金と打ち付けて小山王を9筋へ追い込んだが駒台には歩しかなく、攻めの細さは否めない。100手目△5八角と竜飛車両取りに打った局面は「(小山に)決め手があれば仕方がないと思って指した」。

 小山は当時すでに1分将棋。▲6七飛と稲葉銀を取ったことで△1四角成と竜を取られ、小山は「1四に馬を作られてしまい(後手陣を)相当堅くしてしまった。勝てない将棋にしてしまった」。勝負手で息を吹き返した稲葉が11期連続、通算12期目の2次予選から初の突破へ前進した。

 次戦は王将5期の渡辺明九段戦。「対局が近くなったら作戦を考えたい。一局一局頑張りたいと思います」。強敵続きだが、初のリーグ入りへの意欲を語った。

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