山田裕貴 大の虫嫌いも「ウジ虫を食べた」徹底した役づくり 戦争実話を基にした主演作に込めた思い

[ 2025年7月7日 21:05 ]

登壇した山田裕貴(撮影・小渕 日向子)
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 俳優の山田裕貴(34)が7日に都内で行われた、堤真一とのダブル主演映画「木の上の軍隊」(監督平一紘)外国特派員協会(FCCJ)記者会見に出席。作品に込めた思いや役づくりについて語った。

 堤真一とダブル主演を務めた山田。この日、会見場には平一紘監督とともに緊張した面持ちで登場した。司会から紹介を受けると、2枚の紙を見ながらも流ちょうな英語であいさつした。

 同作にとどまらず「どれだけたくさんの人に見てもらうか」を考えて表現するという山田。戦時中に実在した人物を演じるのは同作で初。実際に体感した人にしか分からない感情や思いを表現するため「どこまで自分が本物に近づけるか、そう考えた時に何が出来るかって思ったら、考え続けることと、できるだけ本物を味わうこと」を意識。役づくりを徹底した。

 山田は大の虫嫌い。ただ、食料がなく虫を食べる本物の兵士になりきるため、監督に頼み込み「ウジ虫を食べたし、かんで飲み込んだ」と告白。「お腹が空いてたらおいしく感じるんだろうとか、そういったことをちゃんと自分の身に感じていくっていうのが一番大事だと思いました」と役者魂を見せた。

 今後の世界について「もしかしたら平和なままじゃないかもしれない」と危惧。今の時代、SNSを使っての攻撃もあり「もう僕の中では平和ではない」と語尾を強めた。同作を「戦争映画」と表現すると若者が敬遠するかもしれないが「年齢制限のない映画、若い子供たちにも伝えられる映画にはなってると思うので、世界の皆さんにもお力をお貸しいただいて、日本人が嫌な思いをしたってそういう事を言いたい訳じゃなくて、ハートの問題、それが伝わって欲しい」という。「大人たちだけじゃなく子供たちに、世界の子供たちに伝わってほしいと思っています」と願った。

 同作は、こまつ座にて上演された同名舞台を映画化。1945年、激しい攻防戦が行われていた沖縄・伊江島で二人の日本兵が木の上に身を潜め、終戦を知らずに2年間生き延びた実話が基になっている。現在沖縄では先行公開中。25日より全国公開される。

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