伸び盛りのマッチョ噺家・笑福亭喬路 ベンチプレス100キロを軽々と

[ 2025年7月7日 11:00 ]

20日に落語会「インファイト」を開催する笑福亭喬路
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 【古野公喜のおもろい噺家み~つけた!】着物の上から見た目は分からないが、身長166センチ、体重58キロの体でベンチプレス100キロを軽々と挙げるマッチョなイケメン噺家。「大学から筋トレを始めて今も週3回は通ってます。趣味ですね」と笑うのが笑福亭喬路(28)だ。関学大から20年11月に七代目笑福亭松喬に入門。5年目の伸び盛りには「期待の星です」と事務所関係者も太鼓判を押す。

 高校時代、学校にプロの噺家を招いての寄席で初めて落語に触れた。だが、その時点で興味は沸かず。大学に入ってジャンケンサークルだと思って入ったところが落語研究会だった。先輩から渡された桂米朝さん、桂枝雀さんらの映像を勧められ、師匠の松喬の落語にはまった。

 「ウチの師匠は自然体で、テクニックも使わず普通に喋って皆の笑いを誘う。これなら自分にもできないかとはまった」という。

 大学3年でちょうど就職活動が始まるころに、岐阜で開かれた「学生落語王者決定戦」で全国制覇した。就活を行わず、「松喬師匠のもとで噺家になろう」と決めた。ただ、単位が足りずに卒業は半年延びた。卒業して間もない20年11月、天満天神繁昌亭で独演会を開催していた師匠に弟子入り志願。見習いとして夢がかない、19年3月に地元が姫路市であるところから「路」の路をとって「喬路」の名前をもらった。

 関学大落研の絆は深い。今も2年先輩の桂源太(29)、1年先輩の桂天吾(28)とは「三日月の会」を作り、三人会やYouTubeでのトークライブなど公私ともに活動をともにすることが多い。この3人が続けて大学落研の会長を務めていたという。

 2人の先輩は喬を「天然な後輩」とかわいがる。一方で喬路は2人を心から尊敬。源太については「ああいう人になりたい。生き方も人付き合いも上手な方。そしていつも一生懸命。愛すべき先輩です」と目を細める。天吾については「華がある方。ボクは大ファンです」とその才能には一目置く。自身については「自分はまっすぐで不器用な男です。実は3つ以上のことを同時に抱えられない。でも、1つ1つは疎かにすることはない。一生懸命にやるだけ」と自己分析した。

 内弟子時代に師匠から「とにかく何事もシンプルにやりなさい」との言葉をもらい、高座でも実践している。正統派でしっかりとしゃべるネタが好きで、最近では子どもや女性が登場するネタをよく見せる。今、磨きをかけているのは「権助提灯」と「皿屋敷」。「コアな笑いでなく、誰が聞いても笑える、ついて来れない人がいないような落語をやりたい」。将来的には「テレビで名前を売って、有名になって落語会の全国ツアーをしたい」と目標を掲げた。カンテレ制作の情報番組「旬感LIVE とれたてっ!」(月~金後1・50)の金曜コーナーのレギュラーに就任。全国区への第一歩を踏み出した。

 20日には心斎橋角座で落語会「インファイト」を開催する。自身は「がまの油」など3席を演じ、ゲストに笑福亭鉄瓶を迎える。「たくさんの人に聞いていただきたいので、ぜひお越しください」とPRした。

 ◇笑福亭 喬路(しょうふくてい・きょうじ=本名・太白 章)。1997年(平成9)6月26日、兵庫県姫路市出身の28歳。関学大から20年11月に七代目笑福亭松喬に入門。趣味は筋トレとサウナ。

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