「アフター・ザ・クエイク」300席が完売 鳴りやまぬ拍手 上海国際映画祭プレミア上映

[ 2025年6月17日 13:17 ]

「アフター・ザ・クエイク」の場面写真岡田将生と橋本愛(C)2025 Chiaroscuro/NHK/NHKエンタープライズ
Photo By 提供写真

 中国で開催中の第27回上海国際映画祭で、井上剛監督の「アフター・ザ・クエイク」が現地時間6月16日午後6時からワールドプレミア上映された。

 村上春樹氏(76)の連作短編集「神の子どもたちはみな踊る」(新潮文庫刊)に収録されている4つの小説をベースに、オリジナルの設定を交えて映像化。1995年の阪神・淡路大震災から2025年までの30年間の時間軸の中で、喪失感を抱える4人の人生が交錯しながら描かれる再生と回復の物語だ。

 村上氏の原作人気も拍車をかけて300席が完売。上映後、鳴り止まない拍手の中、井上監督や主演の渡辺大知(34)らが登壇し、観客からの質問に答える時間も設けられた。

 “神のこども”として育てられた宗教二世の青年・善也を演じた渡辺はワールドプレミアを振り返り、「満員の会場にあたたかく迎え入れてもらい、日本映画が期待されているんだということを肌で感じられて、本当に良かった」とコメント。続けて「本作で大事なことは“共感する”ということ。天災や大きな事件が引き金になり、不安定な状況に立たされた時こそ、共感力がすごく大事だと思う。この映画はそれを思い起こさせてくれる作品だと思っていて、日本特有の事象を描いていても、しっかり海外の方にも伝わったのがうれしい」と語った。

 上映後のSNSでは「ラストに心を打たれた」「新たな価値観を考えるきっかけをくれた監督に感謝!」「どん底から抜け出せたかどうかに関わらず、あすは必ずやってくるのだと勇気をもらった」といった好意的な感想があふれた。

 岡田将生(35)、鳴海唯(27)、井川遥(48)、のん(31)、佐藤浩市(64)、堤真一(60)らが出演し、10月3日から東京・テアトル新宿、シネスイッチ銀座ほかで全国公開。

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