後藤謙次氏 コメ輸入巡る小泉農相発言の意図考察「明らかにマーケットに向けたけん制を繰り返している」

[ 2025年6月9日 20:08 ]

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 ジャーナリストの後藤謙次氏が9日、BS-TBS「報道1930」(月~金曜後7・30)に生出演し、コメの輸入を巡る小泉進次郎農相の発言について自身の見解を語った。

 政府備蓄米をスピーディーに市場へ放出している小泉氏は6日、備蓄米が尽きた時の方策として、「緊急輸入を含めてあらゆる選択肢を持って迎えたい」と述べた。一方、“農水族のドン”と呼ばれる自民党の森山裕幹事長は7日、党会合で「主食であるコメを外国に頼ってはいけないと思います。国民の皆さんに安心していただける農業政策を打ち立てていくことが本当に大事なこと」と、輸入には消極的な考えを示した。

 輸入に対する政府の本気度について聞かれた後藤氏は、「本気というか、森山幹事長自身は、小泉さんとの間でまったく違いはないと繰り返している。森山さんにしてみると、輸入するような状況にならない。足りているんだと」と述べた。

 その理由として、ミニマムアクセス米の存在を挙げた。ガット・ウルグアイ・ラウンドで合意した、最低限のコメの輸入を義務づける制度で、日本は年間77万トンの輸入枠を設けている。後藤氏は「ミニマムアクセス77万トンですが、そこが手つかずになっているので、そこを取り崩せば、コメの受給はバランスが取れる」と、政府の思惑を明かした。

 その上で、小泉氏の発言を考察。「ああいうふうに小泉さんが発信しているのは、明らかにマーケットに向けたけん制を繰り返している。“このままどんどんやると暴落するぞ”と。“我々はそこまで覚悟してやっている”という牽制球を日々、送り続けていると」とし、あくまで高値を保とうとするマーケットへの忠告の意味合いがあるとした。

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