「夜明けのすべて」三宅唱監督最新作は「旅と日々」 主演はシム・ウンギョン、堤真一も出演

[ 2025年4月11日 10:00 ]

三宅唱監督(左)の最新作「旅と日々」に主演するシム・ウンギョンと堤真一(C)2025「旅と日々」製作委員会
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 SixTONESの松村北斗(29)と上白石萌音(27)を主演に起用した「夜明けのすべて」で2024年(第79回)毎日映画コンクール日本映画大賞やキネマ旬報ベスト・テン第1位など主要な映画賞を席巻した三宅唱監督(40)の最新作が「旅と日々」に決まった。

 「ねじ式」「ゲンセンカン主人」「無能の人」などシュールな作風で熱烈なファンを持つ漫画家つげ義春(87)が1967年、68年に「ガロ」誌上で発表した「海辺の叙景」と「ほんやら洞のべんさん」が原作。旅先の山奥でおんぼろ宿に迷い込んだ脚本家の李が、「べん造」と名乗る宿主との出会いをきっかけに人生と向き合っていく姿が描かれる。

 主人公の李には19年公開の「新聞記者」などで知られるシム・ウンギョン(30)が起用され、べん造は堤真一(60)が演じる。三宅監督との仕事を喜ぶシムは「ここ数年で読んだ台本の中で最も好きな物語」と話し、「李という役は、私でもあり、そして皆さんでもある。皆さんが映画を見て、李とともに映画館で旅をすることができたら、それは何より嬉しいです」と続けた。

 べん造役の堤は「つげ義春さんの独特の世界観で、特別なことは何も起きないけれど、ちょっとしたことが“それも人生”と思える作品だと思いました。脚本を読んで“ぜひやらせていただきたいです”と即答しました」と話し、「特別なことは何も起きない、その土地で生きる人、不器用に生きる人の物語です。高級店ではなくて、おじいちゃんとおばあちゃんがやっている町中華の方が安心するような感覚。妙に落ち着けて、クスッと笑えるような、そういう作品になると思います」とコメントを寄せた。

 画業70年を迎えた昨年、「雨の中の慾情」が映画化されるなど、人気再燃中のつげ作品。「きみの鳥はうたえる」(18年)、「ケイコ 目を澄ませて」(22年)など国内外で高く評価される三宅監督は「ここ数年、家でも旅先でもマンガや紀行文を繰り返し読んできました。畏怖すら覚えるほど面白く、逃げ出したくなる日もありましたが、編集中のいま、とことん新しい映画が生まれそうだという感触があります」と手応えを口にした。11月、ビターズ・エンドの配給で全国ロードショー。

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