【べらぼう 大河絵(べらぼう絵)】第10話 凛と美しく気高く 門出の日に…瀬川と蔦重“永遠の契り”

[ 2025年3月16日 17:01 ]

イラストレーターの石井道子氏が描いたNHK大河ドラマ「べらぼう」大河絵第10話 凛と美しく気高く 門出の日に…瀬川と蔦重“永遠の契り”
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 俳優の横浜流星(28)が主演を務めるNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(日曜後8・00)の第11話が16日に放送される。先週の第10話では瀬川(小芝風花)の身請けが決まり、ついに吉原の大門を出ていく日が…。瀬川と蔦重(横浜流星)の思いが詰まったラストシーンの切なくも美しい世界観に再び涙する視聴者が続出した。

 同作は「光る君へ」に続く、大河ドラマ第64作。江戸時代の版元で浮世絵師の喜多川歌麿や東洲斎写楽、葛飾北斎らを世に出したことで知られる“江戸のメディア王”蔦屋重三郎の生涯を描く。紫式部を主人公とする「光る君へ」に続き、2作連続で合戦シーンはない、異色の大河となる。主演を務める横浜流星(28)はNHKドラマ初出演。脚本は17年の大河「おんな城主 直虎」を手掛けた森下佳子氏が担当する。

 先週の第10話は「『青楼美人』の見る夢は」。瀬川の身請けが決まり、落ち込む蔦重。そんな中、親父たちから瀬川最後の花魁道中に合わせて出す、錦絵の制作を依頼され、市中へ調査に出るが…という展開だった。

 瀬川は吉原を出ていく日。何とか最高の形で見送りたい蔦重。幼なじみであり、思い人である「花の井」のために、そして吉原の未来のために「上様献上」に成功した「青楼美人合姿鏡」をはなむけに作り上げた。

 旅立ちの日。松葉屋(正名僕蔵)の粋な計らいで直接「青楼美人合姿鏡」を手渡し、楽しいこともつらいこともたくさんあった吉原での日々を回想。自身の最初で最後の美しい姿絵を見て瀬川は言った。

 「こんなふうに描かれると、楽しかったことばかり思い出しちまうよ」

 蔦重は絵に込めた思い、ずっと実現させたいと願ってきた夢を語る。女郎は人々にとって高嶺の花で、吉原に行けば道が開ける…そんな希望がある場所にしたい。

 「お前も同じだったんじゃねぇの?こりゃ2人で見てた夢じゃねぇの?」

 白無垢に艶やかな髪飾りをした瀬川は、高下駄で吉原中の視線と歓声を浴びながら大門へ。花魁道中の八の字歩きに目を奪われる。その視線の先には、吹っ切れた表情の蔦重。多くの人が見送る中での2人だけの時間。未来を思う夢と同じ志で永遠のつながりを得た2人は、別々の道を歩き始めた。

 「おさらばえ」

 「石井さん!やっぱり瀬川の凛とした姿を見たいよ…」。完全に瀬川に骨抜きにされたオジサン編集者2人が懇願すると、「当たり前でありんす」とばかりに石井さんは言った。「それでいきましょう!」

 第11話は「富本、仁義の馬面」。

 ◇石井 道子(いしい・みちこ)絵描き。千葉県生まれ。清野菜名と松下奈緒がダブル主演を務めたテレビ朝日の昼帯ドラマ「トットちゃん!」(2017年10月期)劇中画を手掛ける。「ALL OF SHOHEI 2023 大谷翔平写真集」「スポニチ URAWA REDS 2023 浦和レッズ特集号」(スポーツニッポン新聞社)などにイラストを掲載。スポニチアネックスでの大河絵連載は「鎌倉殿の13人」(2022年)から始まり4年目。

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