木村多江 多忙な役者業を経験してきたからこそ…医療ドラマに共感できる思い「働く女性として…」

[ 2025年3月11日 09:15 ]

火曜ドラマ「まどか26歳、研修医やってます!」消化器内科医師・手塚冴子を演じる木村多江(C)TBS
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 女優・木村多江(53)が、TBS系火曜ドラマ「まどか26歳、研修医やってます!」(火曜後10・00)で頼れる消化器内科の医師を熱演している。ドラマにちなみ、木村自身の「仕事観」を聞いた。(中村 綾佳)

 水谷緑氏による同名漫画が原作。26歳の研修医が、ベテラン医師たちの試練に立ち向かい、医師として女子として人生と向き合う濃厚な2年間を描いた成長物語で、木村が演じるのは消化器内科医師・手塚冴子。仕事には厳しいが、女性医師が少なかった時代にキャリアを積んできた経験から、女性の研修医や医師たちの面倒見が良く、優しさと厳しさの二面を持つかっこよくて頼れる存在。現在は独身生活を謳歌(おうか)している――という役どころ。

 木村は「手塚冴子」を、どういう人物と受け止めて演じているのか。役柄について「非常に理知的で、理系の女性でもあって、言いたい意見もちゃんと言う女性。私たちの職業とはまたちょっと違う部分があると思うんですけど、私たちも男性が多い現場をたくさん通ってきましたが、より男性が多い中で、研修医時代を過ごして、戦ってきた人物」と、自身の経験と重なる部分もあると解釈。「その中で戦ってきたからこそ分かることもあるし、後輩の気持ちを分かってあげたいっていう気持ちが強い。そして戦ってきたということは、それだけ人一倍努力をしてきた人だと思っています」と、冴子先生の思いに寄り添った。

 「戦ってきた」という冴子に、共感できる点は?記者からの問いかけに、木村は「それこそ“逃げない”という覚悟を持って仕事をするのは、医師に限らないと思うんですよね。仕事には全てに責任が伴う。その点は、働く女性として凄く共感するところがあるなと思っています」と、自身が日々感じてきた仕事への思いを冴子に重ねた。

 作中では「指導医」という立場だが、若い俳優陣の多い撮影現場ではどのような立ち位置なのか。木村は、「私たちは上下関係、後輩先輩といったものはありません。舞台に上がったら、みんなが『役者』なんです」という。主演の芳根京子については「お芝居に本当に心を込めて、魂を削ってやってらっしゃる姿を見ると、“彼女のために頑張ろう!”という気持ちにさせくれる」と、後輩女優の姿勢に刺激を受けていた。

 作品の見どころについては。「立場や年齢に関わらず、みんな選択に迷いながら生きている。共感できる方もいるんじゃないかな」といい「人って迷いながら、覚悟決めながら選択と向き合って生きていく。視聴者の方にも、自分の人生選択について考えながら楽しんでいただけたらいいなと思っています」と期待を寄せた。

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