藤井王将 王将戦4連覇一夜明け会見一問一答 「埼玉ですと、鉄道博物館は大宮にありますので…」

[ 2025年3月10日 10:05 ]

<ALSOK杯第74期王将戦第5局・一夜明け>一夜明け会見で小島進深谷市長から花束を贈呈され、フォトセッションに臨む藤井王将(左)(撮影・西尾 大助、会津 智海、大城 有生希、藤山 由理)
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 将棋のALSOK杯第74期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負第5局から一夜明けた10日、王将戦4連覇を達成した藤井聡太王将(22)=7冠=が埼玉県深谷市役所で会見を行った。以下、一問一答。

 ――4連覇から一夜明けて。
 「永瀬(拓矢)九段と2日制で対局するのは王将戦が初めてで、開幕前からその点楽しみだった。長い持ち時間の中で5局指して、どの将棋も難しい中盤戦、終盤戦が多かった。充実感もありましたし、非常に勉強になったシリーズだったかと思います」

 ――第5局で2手目△3四歩と指した。プロ9年目で初めてのことだが、手応えや今思うことは?
 「本局で2手目に△3四歩と突いてみようかなと思ったのは、本局に向ける準備の中で考えていた。ただ公式戦では指したことがないので経験としては不足しているところもありましたし、やってみないと分からないことも多いかな、と思っていた。その中で8時間の持ち時間での△3四歩からの将棋を指すことができて、発見や手応えは得ることができたと思う」

 ――初手▲7六歩もありえる?
 「▲7六歩は公式戦でも一定数指しているので…しばらく▲2六歩ですが、▲7六歩も指す可能性は十分あります」

 ――これから先後手の場合、他に5筋の歩を突くとか、飛車を振る可能性は?
 「現時点で考えていると言うことはないが、可能性としては余地はあるかと思う。特に振り飛車というのは相振り飛車とか感覚的にも違うところが求められるようになるので、もしそういうことがあるとすれば、相当な準備が必要になるかと考えています」

 ――埼玉で行きたいところ、やってみたいことは?
 「埼玉県は実は今回王将戦深谷対局で初めて伺ったのですが…名産のねぎや煮ぼうとうをいただくことができて、名物をいろいろ楽しむことができたかなと思います。あとは埼玉県ですと、鉄道博物館が大宮にありますので、ゆっくり回ってみたいと思っています」

 ――深谷市の印象と、市民へのメッセージ
 「深谷対局にあたっては地元の方に準備、歓迎をしていただいて気持ちよく対局に臨むことができましたし、食事もねぎやいちごの『あまりん』など、おいしいものが多かったと感じています。前夜祭や大盤解説会にも多くの方に来ていただいて、対局への注目や期待が力になったなと感じます」

 ――今回で王将4連覇。タイトルを重ねていくことの捉え方は?
 「タイトル戦であったり数字、記録は今の時点で意識することは来ないのかなと感じています。より実力を高めていくこと、長期にわたって活躍できるようにすることが重要なのかなと考えている。それによって、記録という点でも伸ばしていくことにつながると思っています」

 ――4月開幕の名人戦では再び永瀬の挑戦を受ける
 「王将戦の経験であったり得たものをベースにして、内容を高めていけるようにこれから準備をしていければ」

 今シリーズを藤井は通算成績4勝1敗で終え、史上5人目の王将戦4連覇を達成。タイトル保持の通算期数を28に伸ばし、27期の谷川浩司十七世名人(62)を超えて単独5位に浮上。2日制のタイトル戦は負けなしの15連勝とした。また、タイトル戦の後手番では6連勝となった。

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