藤井聡太王将 公式戦初2手目△3四歩に衝撃 藤井猛九段は「思わず声が…」 1月には意味深発言

[ 2025年3月8日 10:14 ]

<ALSOK杯第74期王将戦第5局第1日>2手目を指す藤井王将
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 将棋の藤井聡太王将(22)=7冠=に永瀬拓矢九段(32)が挑戦するALSOK杯第74期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負第5局が8日、埼玉県深谷市の「旧渋沢邸『中の家(なかんち)』」で行われている。藤井王将が2手目に△3四歩と指し、現地では衝撃が走っている。

【棋譜速報】第5局 永瀬拓矢九段VS藤井聡太王将

 藤井王将はプロ入り以来、後手番の対局は257局。その全てで2手目△8四歩と突くのが定番だった。だが今局は公式戦で初めて2手目に△3四歩と着手。自身の“定跡”を覆した形になる。目の前で見ていた立会人の藤井猛九段(54)は「△3四歩と指すのは初めてなことは知っていたのでビックリ。思わず声が出てしまいそうになりました」と話した。

 藤井王将は今年1月、「ABEMAトーナメント2025」の収録の際に開かれた取材会で「2手目△8四歩にこだわりがあるわけではない。自分的に面白いと思ったら別の手にチャレンジしたい」と発言していた。角道を開ける△3四歩を例とし、「あるかもしれませんね」と意味深な笑顔。それから約2か月経ち、ついに有言実行した形だ。

 藤井九段は「永瀬さんの深い研究を警戒して、自分から戦型を選択したのでは」と見ている。「3連勝した勢いの中で連敗してしまうのは流れが悪い。本局で決めたい、という決意の表れではないか」と語った。△3四歩を見た後、永瀬は少しうつむいていたといい「今朝から考えていたプランとかは置いておくことになりましたかね」と分析した。

 副立会の佐々木慎七段(45)も「ついにきたか、という感じです」とうなずく。藤井王将は練習対局では2手目△3四歩を指しているとされるだけに、「永瀬さんは研究パートナー。意表を突かれたわけではないと思いますが…」とする。この後の永瀬の対応にも注目だ。

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