「アンビリバボー」で“内部告発”がテーマに 岸本理沙アナ「フジテレビも同様の問題に直面しています」

[ 2025年2月20日 16:40 ]

フジテレビ岸本理沙アナ(フジテレビ公式ホームページから)

 フジテレビ「奇跡体験!アンビリバボー」が19日午後7時から2時間SPで放送され、出演者たちが“内部告発”についてそれぞれの思いを語った。

 この日は「公益通報者保護法」がつくられるきっかけとなった串岡弘昭さん(78)が約55年前に体験した実話を再現VTRや本人、妻へのインタビューも用いて特集した。

 串岡さんは当時務めていた大企業も関与した闇カルテルに気づき、内部告発。だが、その途端に転勤を命じられ、4畳半ほどの部屋で一人過ごすことを余儀なくされた。

 終日、窓の外を見るしかやることはなく、たまに与えられる仕事も草むしりや雪かき、ペンキ塗りといった雑用。それまでしてきた営業マンの仕事とはほど遠いものばかりで、そんな生活が16年近く続いたという。

 入社3年目から昇進もなく、同期社員とは違って昇給もほとんどなし。その間、会社側は実家の母や市役所に勤める兄のもとを訪ねて退職を迫ったほか、自宅に暴力団を名乗る男が来て脅しをかけられることも。それでも自身のしていることは間違っていないと信じて逃げ出さずに務め続けた。

 初期段階で、内部告発者は自分だと会社に名乗り出た串岡さん。再現VTRの途中でレギュラーメンバーのお笑いコンビ「バナナマン」日村勇紀(52)は「相当な正義感じゃないと…」と言葉を失った。

 そして、この問題を取り上げたフジテレビは現在、元タレントの中居正広氏(52)が起こした深刻な女性トラブルに端を発してさまざまな大問題に直面している。

 それだけに同局の岸本理沙アナウンサー(25)は「近年でも鹿児島県警や兵庫県知事のパワハラ問題、内部告発が話題になることが多くなっています。そして、フジテレビも同様の問題に直面しています。問題発覚後の向き合い方、そして闇に葬られることなくクリアになっていくことの必要性を一社員として痛感しています」とカメラを真っすぐに見据えてコメントした。

 ゲスト出演していたタレントの北斗晶(57)は串岡さんについて「自分の中で一人で決めて一人で行動に移すって凄いなと思いますよね」としたうえで「でも、その裏にはもしかしたら自分と同じ考えの人がたくさんいるんじゃないかっていう思いがあったんじゃないかなと思いましたけど」と同僚からも孤立無援だった串岡さんの胸中を思って苦しそうに語った。

 その後も再現VTRが続いたあとで、北斗は改めて「串岡さんって何が(内部告発の)目的っていったら会社を良くしようとしているじゃないですか。会社愛があるのが私は何よりも凄いなって。こんなことしやがって!こいつら暴いてやる!ふざけやがって!っていう気持ちでやってるんじゃなく、良くしたいんだ!っていう。だから辞めずにいられるのかなっていうか。そこに会社への愛があるっていうのが凄いなって」とコメント。

 同じくゲスト出演していた俳優の斎藤工(43)は「本当に会社を良くするって希望を捨ててなかったってことなのかなと。そういう意味では本当にまねできないなって思っちゃいます。また、そう思ってしまう自分もちょっと情けないと思ったり、自分の業界ではどうなんだろうって照らし合わせながら見ると、誰しもがもしかしたら串岡さんイズムみたいなものを持っていたらもう少し風通しのいい社会だったり職場になっていたんじゃないかなっていうのは凄く痛感しました、見ていて」と神妙な面持ちだった。

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