王将戦第4局対局検分 藤井王将にもinゼリー5個 永瀬九段は照明調整

[ 2025年2月14日 16:48 ]

藤井聡太王将
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 将棋の藤井聡太王将(22)=7冠=に永瀬拓矢九段(32)が挑戦するALSOK杯第74期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負の第4局が大阪府高槻市の「山水館」で15日から始まるのを前にした14日、対局場検分が行われた。

 午後3時30分過ぎから始まった対局検分。斜め上を向いて考えることが多い永瀬は、ちょうどそのライン上で目に入る照明に対し「もう少し明るさを落とせますか?」と要望。何度か調整が行われた。そのほか対局者の横に置かれるブドウ糖を補給するinゼリーは通常2つだが、この日は両対局者ともに5つ準備された。元々は第1局で永瀬が個数の増加を頼み、ここまで永瀬に5つ、藤井に2つずつ設置。今回初めて5つ置かれた藤井は、しばらくinゼリーを見つめた後、一礼して検分を終えた。

 練習対局を何度も重ねてきた藤井、永瀬が初めて2日制で盤を挟むタイトル戦。第3局は攻勢ながら不安定な陣形の藤井に対し、永瀬が守りを固めつつ攻撃のタイミングを図る展開に。途中千日手の可能性もあったものの、藤井は回避して永瀬の攻撃をかわす。永瀬も粘りの手を繰り出したが、藤井に軍配があがった。

 勝負の分かれ目とされるのが、永瀬が113手目に指した▲4四桂。相手の銀を取り込む自然な一着だったが、評価値上では、永瀬優勢だったところから▲4四桂で逆転した。113手目でAIが示した最善手は▲6二銀不成。相手の銀を取るのではなく、自らの銀を捨てて攻め込む普通なら浮かばない手だったこともあり、終局後にはSNSで話題となった。

 3連勝で王将4連覇に王手をかけた藤井に対し、崖っぷちに立たされた永瀬。勢いそのままに藤井が制すか、永瀬が意地の1勝を返すか。注目の対局があす、始まる。

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