翠星チークダンス(1)吉本のトムとジェリー?仲悪いのか仲良くケンカなのか?魅力はその緊張感!
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大阪の若手では珍しい男女コンビ「翠星チークダンス」。高校生による「ハイスクールマンザイ」では「いなかのくるま」のコンビ名で優勝し芸人デビューしたが、早すぎたデビューのための苦悩、男女コンビの難しさ、方向性の模索など、さまざまな壁にぶち当たりながらも少しずつ前に進んでいる。ytv漫才新人賞決定戦への出場を決めながらも、M-1グランプリは3回戦で敗退。やるせない気持ちを抱きながら、ちろる(28)と木佐凌一朗(28)が感情のおもむくまま語った。(取材・構成 江良 真)
【翠星チークダンスインタビュー(1)】
◆◆ 21年に改名したワケとは? ◆◆
―ハイスクールマンザイ出身の芸人さんは霜降り明星の2人を含め、けっこういらっしゃいますが、プロになってからも同じコンビというのは珍しいですね。
ちろる「私たちのときは優勝後の特典が沖縄映画祭への出席だったんです。その立食パーティーで、当時の副社長直々にNSC行かなくていいよ、オーディションからで大丈夫、みたいな話を言われて、自分たちで選択する余地があまりなくて。芸人への道も確定的になってしまったんです。私は元々芸人になるつもりはなくて、お芝居やりたかったんですけど、気づいたら吉本でした」
木佐「だからといってこのオーディション受けてくださいという連絡も来ないんです。同期扱いになってる人らがオーディションとか受け始めているころは何にも受けてなくて、かなり遅れをとってのスタートでした。NSCに行ってたら登録されてオーディションの案内も来るんですが、何も来なかった」
―吉本らしいエピソードですね(笑い)
チロル「NSCにも行ってないから最初は同期とも仲良くなかったんです」
木佐「SNSブロックされたり、ネタのこともいろいろ言われたり」
―おやおや。芸人同士でもそんなことはあるんですね(笑い)。
木佐「今は仲良しなんですけど、高校出たばかりのガキやのに一応タイトル獲ってるんで、なんやねん、みたいなところはあったと思います」
ちろる「それはお客さんでもそうで、ハイスクールマンザイ優勝して、10代から劇場に入って、なんかエリートみたいに思われてたみたいなんです。だから一定数必ず“鼻につく”と思ってる層がいたみたいで、ネタバトルですごいウケたと思っても絶対に一定以上の数は票を入れてくれないんです。だから何かを変えないといけないかもと思って、思い切ってコンビ名を替えたんです」
―それで“いなかのくるま”から今の名前になったんですね。
ちろる「先輩から“おまえら、いなかのくるまっぽくないよ。都会っぽすぎて入ってけえへん”みたいなことを言われて、それも改名の大きなきっかけですね」
―けっこう考えて今の名前になったんですか?
ちろる「改名を決めてからは一日くらいでした(笑い)。私が翡翠が好きなんで、そこから連想して翠星にしたんですが、ビスケットブラザーズの原田(泰雄)さんに男女コンビってわかる名前がいいでって言われて、年配の人にもわかるチークダンスが収まりがいいしと思って決めました」
◆◆ 男女コンビは苦労する?得をする? ◆◆
―木佐さんがやりこめられるネタが多いです。
木佐「やっぱり劇場のお客さんは女の人が多くて、男の仲のいいコンビが人気だったりするんです。その中でどうやってアピールしたらええかって考えたときに、ぼくがちょっとキショい男をやって、それをちろるが厳しく突っ込むことで、共感を呼べるんとちゃうかな、と思っていろいろネタを作ってきた感じですね」
―大阪の若手では男女コンビ少ないですからね。
木佐「個人的な意見ですけど、男女コンビってあんまり需要がないんかも?とは思います。THE Wみたいな女性の大会はあるし、女性芸人だけのライブとかもあるんですけど、男女コンビで得したことはあんまりないなと思いますね」
ちろる「でも、女性側はピンの仕事が増えやすいんです。女コンビやったらやってないような仕事もやらせてもらえるし、男女コンビだからこそ私は光る部分があってリアクションの差もあって、私は逆に得してます。でも、コンビでロケ行っても、相方はリアクションが薄すぎて…」
木佐「うそで、ウワー!とか言えない」
ちろる「私はちゃんと言ってほしいんです。親にも、なんであんたばっかりしゃべってんの?コンビで売れたほうがええんちゃうの?とか言われるんですけど、私は“一人で売れるわ”って返事してます」
木佐「興味ないことは興味ないんで」
―でも、ちろるさんが売れることでライブにも来てもらえる効果はあるかもですね。
木佐「そのへんがね、単独ライブの集客はどうかわからないですけどね。テレビで見てもお金払って劇場までというのは難しい。2年連続でM1の動画に出てコメントが500件くらいついて、でも単独は入らなくて。お金払うほどの価値はないんや、と思ってしまいますね。ただ準決勝とか行ったら手のひら返してみんな来てくれるんだと思うんですけど、ぼくは悪態ついてしまいそう。急に満席なったりしたら」
ちろる「それをね、すごいライトに言うならいいんですけど、ほんまに嫌みで言うんで、お客さんがイラッとするんです。お金払ってこんなん言われたら来んけど?となる言い方をするんで。コメディじゃないんですよ。お客さんが離れていってる気がする」
木佐「お客さんが減りそうなことを言っても、ついてきてくれる人がいたら、そのコア層を増やしていこうという気持ちはあります」
ちろる「それやったら、単独に人が入らないからといって、怒るなよって感じです。矛盾してるやん」
―なんか、普段のネタを聞いているようですね(笑い)。
ちろる「すいません。インタビューしたらいつも言い合いになるんです(笑い)。私は人間関係は広く浅くな方なので、全然入れ替わってもいいから、たくさん来てくれたらいいなという感じです。その中で私たちのことを深く知ってくれて、どんどんどんどんハマっていってくれる人がいたらいいなとは思うので、たくさん来てもらってそっからどれだけ沼に引きずりこめるかですが、あとは私たちが頑張るしかないのかなと思ってます」=(2)に続く
◇翠星チークダンス(すいせいちーくだんす)ちろる 1996年6月3日生まれ。大阪府東大阪市出身の28歳。木佐凌一朗(きさ・りょういちろう)1996年10月12日生まれ。大阪府堺市出身の28歳。14年、木佐がちろるを誘う形で「いなかのくるま」として「ハイスクールマンザイ」に出場し優勝。その後、吉本興業に所属した。昨年、NHK新人お笑い大賞で決勝に進出、来年のytv漫才新人賞決定戦への出場も決めており大ブレイク間近のコンビ。
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