大山のぶ代さん死去 生前愛したゲーム「アルカノイド」がトレンド急上昇「衝撃的だった」「忘れられない」

[ 2024年10月11日 14:45 ]

大山のぶ代さん
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 俳優の大山のぶ代(本名・山下羨代=やました・のぶよ)さんが9月29日に老衰のため亡くなったことが分かった。90歳。所属事務所が発表した。

 大山さんは1933年10月16日生まれ、東京都出身。役者を目指し、俳優座養成所に第7期生として入所し、1956年にNHKドラマ「この瞳」でデビューを果たした。

 大山さんの代名詞になったのは、1979年からテレビ朝日系で放送されたアニメ「ドラえもん」で、主人公のドラえもんの声を担当。05年に勇退するまで26年間担当し、自他ともに認める代表作となった。

 大山さんの訃報に関連し、SNSのトレンドワードには「アルカノイド」が急上昇した。大手ゲームメーカーのタイトーが開発、86年に発売されたアーケード用ゲームで、その後ファミリーコンピュータなどに移植された大人気作品。ボールを画面上部のブロックに当てて消していく、いわゆる“ブロック崩し”ゲームで、シリーズ化もされた。

 大山さんが「アルカノイド」が得意らしいといううわさがある時、都市伝説的に広がった。06年9月放送のフジテレビ系「トリビアの泉」で紹介され、大山さんが出演。実際にプレーしてみせ、全面クリアを成し遂げている。意外なゲーマーぶりはゲーム業界にも衝撃を与え、ゲームセンターの1日店長を務めたこともある。かつて所有していた筐体は現在、東京・高田馬場のゲームセンター「ゲーセンミカド」に寄贈されている。

 SNSでも大山さんのそうした一面を覚えている人が多かったようで、「大山さんも彼岸に旅立ってしまった…向こうでもアルカノイドやりまくってほしい(合掌」「アルカノイドを愛し、ノーミスでクリアしちゃうようなお茶目な方でした」「アルカノイドのうまさは衝撃的だった」「大山のぶ代さんってアルカノイドめっちゃ上手いんですよ~…ってお話を友人と先日したばかりでした」「アルカノイド遊んでいる時にドラえもんの声で楽しそうにしていたのは忘れられない…」と、寂しがる声が多数上がっていた。

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