大竹まこと 裏金議員の公認&比例重複OKの石破総裁に疑問符「友達がいないとか、そういう話じゃない」

[ 2024年10月4日 15:31 ]

大竹まこと
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 タレント大竹まこと(75)が4日、文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(月~金曜後1・00)に生出演し、解散総選挙をめぐる自民党の動きに疑問符を付けた。

 番組では、10月27日投開票の衆院選に向け、自民が派閥の裏金事件で処分された議員について原則公認し、比例との重複も認める方針であることを取り上げた。石破茂首相は総裁選期間中に「国民が納得していないのは間違いない事実」と断言。「政治不信の中、国民に説明責任を果たし国民が納得するまで全力を尽くす」と約束していたが、国民の理解を得るどころか、裏金議員を手厚く保護する体制を敷くことになりそうだ。

 前言撤回での衆院早期解散に続いての手のひら返し。大竹は「どんどん垣根がなくなってきちゃった」と失望感を口にした。総裁選での意気揚々とした“党内野党”ぶりからひょう変した石破氏の姿に、「これ、どういうことなんだ?総裁だよ?“私はこう思う。こういうことをやりたい”と言って、それをみんなが、侃々諤々(かんかんがくがく)やるべきじゃないですか?少なくとも、なぜ重複までこの話がこうなったかということが、大きな問題なわけだよ。この話がここまで後退する理由。お友達がいないとか、そういう話じゃないじゃない?」と、語気を強めた。

 総裁選では、国会議員票で苦戦するとみられていた下馬評を覆して議員票を上積みして勝利した石破氏。それだけに、大竹は「問題提起して、それをやろうとしているわけじゃない?党の中の人もこれを応援したわけじゃないですか。今、どういう党内の事情があってこうなったか、俺たちには分からないけど、ここを俺たちははっきりしてほしい」と訴えた。

 裏金議員の公認については、大竹も「公認するかどうかは、選挙するんだから、ここはいいじゃん」と一部納得も示している。しかし、「重複ってなったら話全然違うじゃん?名簿の順位で、比例でゾンビみたいで復活するわけじゃない?最低限、そこは譲れないよと」と、比例との重複には理解できない様子だった。

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