岡部たかし “暗黒期”一般企業に就職も1年で退職 労働環境に阿佐ヶ谷姉妹「ブラック中のブラック」

[ 2024年8月11日 15:35 ]

岡部たかし
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 俳優の岡部たかし(52)が11日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(月曜前7・00)に出演。俳優になるまでの道のりを振り返った。

 この日、劇団東京乾電池研究所で出会った同期生で親交が深い、お笑いコンビ「阿佐ヶ谷姉妹」と共演。「おかっち」、「えりりん」「きむみほ」と呼び合う間柄だ。

 俳優として活動するために、同郷・和歌山ということで、俳優・小林稔侍に「鞄持ちさせてください」と直談判したり、事務所に「オーディション何かないですか」と出向いたりしたと告白。自力で働きかけ東京乾電池研究所と出会い、俳優への道がスタートする。

 初めて観劇した時、岡部に衝撃が走った。演劇に抱いていたイメージとは異なる座長・柄本明らの演技に「声ちっちゃ!」と驚がく。「でもなんでこんなに面白いんだろう」とのめり込んでいったという。

 「誰も通らない夜中に立ってなくてはいけない。誰かが落ちないようにマンホールを見てなくては」劇団員として演技を学びながらバイトもする毎日。「誘導路ロボット監視員」に任命され、「8時間誘導ロボットが潰れない(壊れない)か見ておく」こともあったと笑う。長時間の単純作業につらかったが、その合間にも「ずっとネタを考えていた」と、いかなる時も役者魂を忘れなかった。

 一度は一般企業に就職。人生で一番の暗黒期だったと振り返る。「いじめというか、厳しかった。殴られたり…」厳しい環境に疲労困憊で、1年間で退職。退職が決まっても先輩から「俺のせいで辞めるんじゃないよな」と念を押されたという。

 当時は当たり前だったが、転職時代の現代では考えられない労働環境に阿佐ヶ谷姉妹も思わず「ブラック中のブラックじゃない」と驚がく。「よく一年頑張った」とねぎらった。

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