Mrs.GREEN APPLE 「コカ・コーラ」キャンペーン参加見送り 新曲「コロンブス」MV騒動

[ 2024年7月25日 15:39 ]

「Coke STUDIO」キャンペーンのキービジュアル

 ロックバンド「Mrs.GREEN APPLE(ミセス・グリーン・アップル)」は25日、公式サイトを更新。日本コカ・コーラ社との「Coke STUDIO」キャンペーンについて、参加を見送ると発表した。

 ミセスを巡っては今年6月、「Coke STUDIO」キャンペーンのために書き下ろした新曲「コロンブス」のミュージックビデオ(MV)を公開し、その内容が物議を醸していた。

 ボーカル・大森元貴が大航海時代の探検家クリストファー・コロンブスに、若井滉斗がナポレオンに、藤澤涼架がベートーヴェンに扮し、「もしも生きた時代の異なる偉人たちが一緒に旅をしたら?」「道中で500万年以上もの時を越えて出くわした類人猿たちとのホーム・パーティー」という、想像の物語を描いた。

 このMVに、「歴史的配慮に欠ける」とする指摘が相次ぎ、同バンドは「歴史や文化的な背景への理解に欠ける表現が含まれていた」と謝罪し当該MVの公開を停止に。コカ・コーラ社広報部はスポーツニッポン新聞社の取材に対し「本楽曲を使用したすべての広告素材の放映を停止させていただきました」といい、「弊社ではミュージックビデオの内容に関しましては、事前に把握をしておりません。コカ・コーラ社はいかなる差別も容認しておりません。今回の事態を遺憾に受け止めております」としていた。

 この日、バンド公式は「Coke STUDIO」キャンペーンについて「Mrs. GREEN APPLEが参加しておりました日本コカ・コーラ株式会社『Coke STUDIO』キャンペーンにつきまして、当社は日本コカ・コーラ社と協議を行い、やむを得ず同キャンペーンへのMrs.GREENAPPLEの参加を見送ることになりました」と発表。「楽しみにしていたファンの皆さまには心よりお詫び申し上げます。何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます」と呼びかけた。

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