「虎に翼」優三ロス広がる“新撮再登場”ネット号泣「寅子と法律を…戦地でも」出征前の名台詞リフレイン

[ 2024年5月30日 08:15 ]

連続テレビ小説「虎に翼」第40話。出征が決まった佐田優三(仲野太賀)は、自分に土下座して謝る佐田寅子(伊藤沙莉)に…(C)NHK
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 女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は30日、第44話が放送され、俳優の仲野太賀(31)が好演した主人公の夫・佐田優三が新撮シーンで再登場した。

 <※以下、ネタバレ有>

 向田邦子賞に輝いたNHKよるドラ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算110作目。日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込む日本初の女性・猪爪寅子(ともこ)の人生を描く。吉田氏は初の朝ドラ脚本。伊藤は2017年度前期「ひよっこ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となる。

 第44話は、これまでの後悔と秘密をすべて告白し、猪爪直言(岡部たかし)は安らかな最期を迎える。佐田寅子(伊藤沙莉)が何事もなかったように生活を続ける中、猪爪はる(石田ゆり子)は娘にお金を渡す。はるも猪爪花江(森田望智)も悲しみを乗り越えるため、好きなことに使ったのだという。寅子は闇市をさまよい、河原へ。佐田優三(仲野太賀)が自分に掛けてくれた言葉がよみがえってくる…という展開。

 1946年(昭和21年)10月、直言が旅立っても生活は続く。

 佐世保に復員船が到着。小笠原(細川岳)という復員兵が“寅(虎)のお守り”を持って寅子を訪ねた。

 優三とは復員を待つ収容所のベッドが隣だった。小笠原の病状が悪化した際、優三はお守りを握らせてくれた。

 「このお守りには、とてつもないご利益があるから、絶対助かるって。その後、私は持ち直しましたが、優三さんは…。私がご利益を吸い取ってしまったんじゃないかとずっと申し訳なくて」「ほんの短い間でしたが、とても優しい、いい男でした」

 寅子は闇市へ。焼き鳥を出されるが、食欲はない。帰る寅子を店主の女性が追い掛け「もったいないから、持ってお帰り。しっかりするんだよ」。寅子は河原に座り、焼き鳥を食べる。

 「分け合って食べるって言ったじゃない。必ず帰ってくるって、言ったじゃない」。涙があふれる。ひと口、ふた口。寅子は焼き鳥の包み紙になっていた新聞紙に「日本国憲法」の文字を見つける。

 第14条「すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない」

 寅子は嗚咽した。

 優三の声が聞こえてくる。「トラちゃんができるのは、トラちゃんの好きに生きることです。また弁護士をしてもいい。違う仕事を始めてもいい。優未のいいお母さんでいてもいい。僕の大好きな、あの、何かに無我夢中になってる時のトラちゃんの顔をして、何かを頑張ってくれること。いや、やっぱり頑張んなくてもいい。トラちゃんが後悔せず、心から人生をやり切ってくれること。それが僕の望みです」――。優三は優しく微笑んだ。

 寅子は声を上げて泣いた。

 優三の言葉は第40話(5月24日)、出征前に河原で寅子に掛けたものと同じ。ただ、その回想シーンではない。

 SNS上には「完全に優三さんロス」「トラちゃんの涙ととともに優三さんロスが深まる。優三さん、安らかに」「優三さん、戦地でも優しかったんだね」「優三さんらしい優しいエピソード(泣)」「優しすぎる優三さんが、少しうらめしい」「寅子と法律をつなげてくれるのは、いつも優三さんだ」「優三、いや仲野太賀、寅子をしっかり護ってほしい。生きる力を失った寅子にやっと声を掛けてくれたね。私もこの言葉たちをしっかり抱えて優三ロスを乗り切る。ありがとう、さよーならまたいつか!優三」などの声が続出。第42話(5月28日)で戦病死が判明してから新撮再登場。視聴者の涙を誘い、インターネット上には“優三ロス”が広がった。

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