“ネクストブレイク女優”畑芽育 実年齢と近い「19歳・浪人生」役に思い「子供でいたい半面…」

[ 2024年5月17日 10:02 ]

「9ボーダー」3姉妹の末っ子・大庭八海を好演している畑芽育(C)TBS
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 女優の川口春奈(29)が主演を務めるTBS金曜ドラマ「9ボーダー」(金曜後10・00)第5話が、17日に放送される。川口と木南晴夏(38)、畑芽育(22)の3姉妹の心情が多くの共感を呼んでいるが、末っ子・大庭八海を演じる畑はどのような思いで作品に臨んでいるのか。その思いを聞いた。

 「恋はつづくよどこまでも」などで知られる脚本家・金子ありさがオリジナル脚本を手掛けるヒューマンラブストーリー。「中学聖日記」「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」の新井順子プロデューサーと再タッグを組む。映画「ずっと独身でいるつもり?」「君が世界のはじまり」をはじめ、テレビドラマの演出も手掛けるふくだももこがメーン監督を担当する。

 10代、20代、30代…年齢を重ねていくと誰もが直面する「大台」の年齢への期待と不安。“モヤり”“焦り”ながら恋に仕事に立ち向かい、生きる道を探してラストイヤーを駆け抜ける、川口春奈・木南晴夏・畑芽育による“ボーダー3姉妹”の姿を描く。

 3姉妹の末っ子・八海は、どこか低体温の19歳。夢も特になく、今は浪人生という名目で実家に居座っている。

 マッチングアプリで出会ったエリート商社マンから交際0日婚を申し込まれたり、幼なじみの陽太(木戸大聖)に密かに思いを寄せていたり…切ない心情を好演。「ネクストブレイク女優」として特集されるほど注目を集めている。

 実年齢と近い「八海」について、畑はどう思うのか。撮影現場の様子や役づくり秘話を聞いた。

――八海は畑さんから見てどんなタイプですか?

 台本を読んだときからすごく面白い子で、お友達になりたいタイプだなと思いました。八海には収集癖があって、ゴハン作りやDIYするのが大好きだけど、低体温気質。セットのそこかしこに八海が作ったものが置いてあるんです。

 私にも兄と姉がいるので、鬱憤や苛立ちなど共感できるところもたくさんあって、「なんかうまくいかないな」って気持ちがよく分かります。もちろん家族だから嫌いになれないし、大切な人って思っているところも。

 子供でいたい半面、「もう大人ですよ」のリミットが迫ってきて、モヤモヤしたり寂しく感じたりすることもそうですよね。八海と一緒でうまく言葉にできないもどかしさは、当時の私も抱えていました。19歳を経験した私なりのメッセージを、八海を通して伝えていけたらと思っています。

――八海がDIYしたセットや、鮮やかでファッショナブルな衣装も見どころのひとつですよね。

 情景やシーンの雰囲気を妄想しながら役作りをするのですが、セットが想像以上の可愛さでビックリしました。さらに、3姉妹はみんな衣装が派手なんですけど、八海は「エクステをつけるんだ!」とか「おでこ全開でスカジャン着てる!」とか、衝撃の連続でした。でもそれが八海というキャラクターのヒントになったので、お芝居に活かしています。メイクをして衣装を着ると“八海スイッチ”が入るんですけど、役の衣装からこんなに影響を受けることは今までにあまりないことでした。最近ではお洋服屋さんに行っても「これ、八海っぽいな」と思うことが増えてきていて。少しずつ私服の好みが変わっていくかもしれないなと感じています(笑)。

――そしてもうひとつ、八海の作る“可愛いゴハン”も話題ですね。

 可愛いだけじゃなくて、すごく美味しいんです!いろんな種類のゴハンが出てくるので、たくさん味見させてもらっています(笑)。アート飯監修の桑原奈津子先生のご自宅にお邪魔して、八海ゴハンを教わりながらお料理の練習をしました。美味しい料理には作り手の愛情や気持ちが込められていることを改めて感じて、とてもいい経験になっています。

――撮影現場でも仲が良すぎると聞いていますが、“リアル3姉妹”だなと感じる瞬間はありますか?

 撮影現場ではスタッフさんをはじめ、松下(洸平)さん、井之脇(海)さん、木戸(大聖)さんからも「本当の姉妹みたい」と言われています。初めは緊張してましたが、撮影初日が盛りだくさんの1日で、その日のうちにグッと距離が縮まりました。お2人には素の自分を見せられるし、それを受け入れてくださるので伸び伸びと過ごしています。

 とてもお話できないような、くだらない話ばかりをしているんですけど、川口さん、木南さんとは、役者さんとしてお芝居の話し合いをすることもあります。本当のお姉さんのようにお話できることがとても嬉しいです。

――3姉妹で今後の展開を話すこともあるんですか?

 します!“3姉妹予想大会”(笑)。私たち自身も今後の展開が分からないので、八海は兵頭功海さん演じる立花と「もしかしたらシンガポールに行っちゃうかもね」なんて予想をし合っています。立花は親身に話を聞いてくれるとても良い人なんです。あと松下さん演じるコウタロウは、本当はどんな人なのかな…とか。私たちも皆さんと同じ気持ちで今後の展開を楽しみにしています。

 物語が目まぐるしく動き、各話でどんな起承転結が繰り広げられていくのか、それが『9ボーダー』の魅力だと捉えていて。登場人物たちが息をつく暇のない反面、そこをドラマの楽しみとして視聴者の皆さんにご覧いただけたら良いなと思っています。

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