加賀まりこ　あのノーベル賞作家を容赦なくいじる「私のことをじーっと見ているの。ちょっと…」

加賀まりこ
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　女優の加賀まりこ（79）が、29日放送のフジテレビ系「まつもtoなかい」（日曜後9・00）にゲスト出演し、あの文豪との本当の関係について語った。

　加賀といえば、「伊豆の踊子」「雪国」など数々の名作で知られ、ノーベル文学賞を受賞した川端康成がファンだったことで有名。加賀は「あの人は私のこと大好きって。ファンで、撮影していると撮影所とかにいらして。近いのよ、鎌倉に住んでらっしゃったから。（撮影所が）大船だから」と、川端の熱の上げっぷりを明かし、驚かせた。

　加賀によると、撮影所での川端は、息を殺すように加賀を見ていたという。「そうすると、右往左往するじゃない？大人たち。所長だの、偉い人たちが。だから“大変だから来ないで”と言っているのに、来るの。誰にもあいさつをしないで、私のことをじーっと見ているの。ちょっと気持ち悪いわよ？」。まさかのノーベル賞受賞者いじりを繰り出し、笑わせた。MCの中居正広も「川端康成を気持ち悪いって…」と苦笑いしていた。

　そんな川端に、加賀は説教するという。「“あなたも大人なんだから、みんなにあいさつして”って」。そんな関係が川端にとっては都合良かったようで、加賀は「この調子でしゃべってるから、彼は居心地が良かった。（自分を）先生扱いしないから」と明かしていた。

　川端からはラブレターをもらったこともあったという。「もらったのもあったんだけど、本当にもったいない。探したけど、ないの」と悔やんでいた。