日大アメフト部、資格停止解除はいばらの道 専門家「全く信用していませんと言っているようなもの」

[ 2023年8月22日 15:04 ]

日大アメフト部の寮
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 大学ジャーナリストの石渡嶺司氏が22日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)にコメンテーターとして生出演し、日大アメリカンフットボール部員の違法薬物事件で、別の部員も大麻所持の疑いが浮上したことについてコメントした。

 警視庁薬物銃器対策課はこの日、大麻取締法違反の疑いで、東京都中野区の寮を再び家宅捜索した。3日にも寮を捜索しており、5日に覚醒剤取締法違反と大麻取締法違反の疑いで部員の北畠成文容疑者を逮捕していた。日大はアメフト部員の逮捕を受け、5日から部に無期限活動停止処分を科した。しかし、10日には処分を解除。わずか5日のスピード判断に、石渡氏は「無期限停止処分を5日で解除というのは、あまりにも甘すぎたと言わざるを得ません」と疑問を呈した。

 処分解除にあたり、日大側は「この度の問題は部員1名による薬物単純所持という個人犯罪であり、個人の問題を部全体に連帯責任として負わせることは、競技に真剣に取り組んできた多くの学生の努力を無に帰することになり、学生の成長を第一に願う教育機関として最善の措置ではないと判断したためです」と、理由を説明。他の部員、関係者に違法薬物の所持者はいないと見通しての判断だった。

 部は11日から練習を再開したが、関東大学アメリカンフットボール連盟は当面の間、資格停止処分としたまま。同部に対し、「日大側から逮捕された部員以外の部関係者全員が違法薬物に潔白だと保証できない旨が示された」「逮捕された部員以外に違法薬物を使用した者が存在する疑いが払しょくできない」「再発防止策の提示がない」「部関係者の責任の所在が明らかでない」と、クリアすべき4つの条件が示された。

 これについて石渡氏は「関東学連が示した4条件は、訳すると、“日大の個人犯罪説をまったく信用していません。一からやり直して下さい”と言っているようなもの」とバッサリ。「日大がこの4条件をクリアするとなると、個人犯罪説をひっくり返して、全部やり直しという話になるので、すべてクリアするというのは相当時間がかかりそうです」と、同部の苦難の道のりを見通していた。

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