美川憲一　韓国でかけられた“疑惑”　警察がホテルの部屋まで「きれいじゃない？帰らないのよ」

美川憲一
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　歌手でタレントの美川憲一（77）が23日、TOKYO　MX「5時に夢中！」（月～金曜後5・00）にゲスト出演し、かつて自身にかけられたあらぬ疑惑について話した。

　中国で7月から施行される反スパイ法にまつわるニュースの中で、MCのフリーアナウンサー垣花正から「韓国でスパイと間違われたことが美川さんはあると…」と振られた美川。「こんなスパイ、いるかしら」と笑って返した。

　とはいえ、疑惑については「ホントなのよ」と明かした。まだ戒厳令が敷かれている1970年代の韓国で、セカンドバッグを持って男子トイレに入ったところ、警察から声を掛けられたという。「そんなにきらびやかな格好をしていないんだけど、割と線が細いから、女に見られたの。周りが地味だから」。警察からは「何で女のトイレに行かないんだ？」と問われたが、「男だと言ったら、え？って。それでキャッチの女と間違えたみたい」と笑わせた。

　パスポートをホテルの部屋に置いてあることを告げると、警察は部屋まで確認しに来たという。ところが、「かわいいから、まだあのころはね。きれいじゃない？帰らないのよ」。若かりしころの美川に魅了されてしまったのか、日本から持って来た知人への土産を渡して帰ってもらったという。

　海外でのトラブルにまつわるエピソードが尽きない美川に、垣花アナは「海外に行くと必ず何か起きますね。エピソードを作る何かが」とツッコミを入れていた。