迷惑動画「さらす」行為に賛否　ネット上の“私刑”にウーマン村本「正義を振りかざす沢山の準加害者」

「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔
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　お笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔（42）が、14日までに自身のツイッターを更新。炎上行為の動画を拡散することに苦言を呈した。

　村本は「被災者へ失礼な動画をSNSに投稿した学生が炎上」とツイート。「その高校生をSNSで批判する人達が、その動画を広めそれをさらにメディアが広め、結果、その学生の発信だけじゃ知らなくて済んだ人たちが知らされてそれをみて傷つくことに。正義を振りかざす沢山の準加害者たち」と指摘した。

　ネット上では、“私刑”を巡って賛否両論に。昨今の迷惑動画について、拡散する行為や、当該人物を特定する行為、それらを促す・あおる行為を問題視する声が上がっている。

　回転ずしでの迷惑動画をはじめ、一般人からタレント、インフルエンサー、政治家などのスキャンダラスなトラブルを暴露・発信しているものの中では、ツイッターフォロワー数が180万人近いインフルエンサーもいる。他にも、街中で撮影された不審人物を投稿するアカウントや、一般人が利用するSNSから問題行為の動画を転載するアカウントなどが多数存在する。

　こうした「さらす」行為が過熱することに、ネット上では「被害は広めることによって広がるわけで、そういう意味じゃ加害者にもなってる」「悪いことしてるのは裁かれて当然やが、裁くのは俺らじゃなくて警察や当事者じゃないか？」「名誉毀損で訴えられてもいいと思うけどな。正直やりすぎ」との声が上がる一方「社会的に悪いことをした人がネットで私刑に遭うのは必要悪だと思う」「迷惑行為への抑止力になった方がいい」「ある意味正義だと思うよ。晒されるバカ達が悪い」と賛否両論となっている。