HIRO初プロデュース作、本場ハリウッドでの好感触と珍現象

[ 2017年5月18日 10:05 ]

映画「たたら侍」の米国公開が決まり、ハリウッドサインをバックに笑顔の見せる(左から)錦織良也監督、小林直己、青柳翔、AKIRA、HIRO
Photo By 提供写真

 EXILEのHIRO(47)が初めてプロデュースした映画「たたら侍」(20日公開)の米ハリウッドプレミアを取材した。

 上映されたのはマリリン・モンローも舞台あいさつに立った老舗映画館のエジプシャンシアター。エンドロールが流れると、辛口のアカデミー会員を含む600人が誰一人席を立つことなく、大きな拍手を送っていたのが印象的だった。映画の本場ハリウッドでは、つまらない作品に拍手は起きず、エンドロールを見ないで帰る人さえいるほど。それだけに出演したEXILEのAKIRA(35)は「(上映が)最後の方になるにつれてドキドキしていた」とプレミア後の取材で本音を明かした。

 大きな喝采にHIROは「反応が良くて嬉しかった。クセになりそうです」と感激。しかし、珍現象もあった。この映画はエンドロールがいったん流れ、ワンシーンを挟んで再びエンドロールが流れる。そのため、一部の観客がスタンディングオベーションをしようと立ち上がろうとしたが、座り直すという光景が見られたのだ。

 「ワーッと拍手が起きたのに、その後に一段階あって、最後はしっぽり終わった。それはそれで素敵だったけど、そのまま立ってワーッとなる流れも大切なんだと学びました。終わるタイミングの勉強になりました」

 HIROがこう反省するのは、コンサートでは普段、どうすれば観客を盛り上げられるか徹底的にこだわっているからだ。事務所スタッフは「HIROさんは例えば、コンサートの曲と曲の間を2秒にするか5秒にするか、何度もリハーサルして決めます」と話す。観客がワーッと歓声をあげながらノッていけるような間を大切にしているのだ。

 それだけにワンシーンを挟み、拍手がいったん途切れる形になってしまったことを悔やんだ。映画のプロデュースは初めてで、しかもハリウッドで上映されるとは思ってもいなかっただけに、そこまで考えが及ばなかったのは当然のこと。しかし、自分に厳しく反省点を見い出すHIROからは、製鉄技術の伝承を描くこの映画と同様、「ものづくり」に対する徹底したこだわりを感じた。次にハリウッドのリベンジする時が楽しみだ。(記者コラム)

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