小泉今日子 ドラマ原作者に「どんなふうに膨らませてくれるのか」

[ 2014年9月15日 05:31 ]

ドラマ原作者デビューする小泉今日子

 女優で歌手の小泉今日子(48)が、ドラマの原作者になった。自身のエッセーを基にしたドラマが初めて制作され、CS放送のフジテレビNEXTで放送される。女優の門脇麦(22)が主演する「戦う女」(10月17日スタート、金曜後11・00、全5話)で、「パンツと女心」がテーマになっている。

 エッセーは2009年1月発売のカルチャー誌「真夜中 No・4」(リトルモア)に掲載された「戦う女 パンツ編」。小学生、中学生、20歳、30代、42歳、それぞれの時代に小泉が体験した感情を、パンツをキーにして書きつづったもの。

 主演の門脇は下着ショップの店員役という設定で、店にはさまざまな年代の女性が訪れる。毛糸のパンツをはいた5歳の女の子、大人になりたいと黒いレースの下着に挑戦する22歳の女性、Tバックを買う40代の女性…。小さな岐路に立つ女性たちの繊細な本音を、パンツを通して描いていく。門脇は「女性にとっては女心をくすぐる女たちの物語、男性にとっては女の心の中を少しのぞいたような気分になるドラマです」とPRした。

 小泉は連載をまとめたエッセーなどを数冊発表しているが、それがドラマや舞台の原作となるのは初めて。原作者デビューとなるが、「“原作だ”なんて言えないほどの、ほんの短いエッセーです」と控えめ。「それが企画者の目に留まり、映像化されるとは驚きでした。どんなふうに膨らませてくれるのかとても楽しみです」と話している。

 ≪30分放送+30分女子トーク≫番組は30分のドラマと、30分のトークで構成する。トークは門脇、YOU(50)、友近(41)、アーティスト集団「Chim←Pom」のエリイの女性4人で行う。毎回、下着にまつわるガールズトークを繰り広げる。また、ドラマに登場するパンツを、アパレル企業「BEAMS」が商品化。全国のアパレル店「B:MING LIFE STORE」で販売する。

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