なぜ…元ハイ・ファイ・セット山本俊彦さん死去「悠々自適の暮らしだった」

[ 2014年3月30日 05:30 ]

死去した「ハイファイセット」の(左から)山本俊彦さん

 「フィーリング」などのヒット曲で人気を博したコーラスグループ「ハイ・ファイ・セット」のメンバーだった山本俊彦(やまもと・としひこ)さんが27日夜、虚血性心不全のため東京都世田谷区の自宅で死去した。67歳。大阪市出身。葬儀・告別式はきょう30日、近親者のみで行う。喪主は妻で歌手の山本潤子(64)。

 警視庁などによると、28日午前6時50分、2階で倒れているのを妻が発見。救急隊員が駆けつけたが、その場で死亡が確認された。

 関係者によると、持病や通院など体調面の問題は抱えておらず「夕方に好きな酒を飲んで、朝早くから趣味のテニスに出掛ける、悠々自適の暮らしだった」という。

 山本さんは「翼をください」で知られるフォークグループ「赤い鳥」で一緒に活動していた山本潤子らと1974年、男女3人の「ハイ・ファイ・セット」を結成。荒井(現松任谷)由実から楽曲提供を多く受け、息の合ったハーモニーで「卒業写真」「冷たい雨」などをヒットさせた。77年にはNHK紅白歌合戦に出場した。94年の解散後はプロデューサーとして活動していた。

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2014年3月30日のニュース